今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

鉄道模型とハンダごて

2020-01-26 18:22:32 | 鉄道模型

 EF58の製作中に壊れたハンダごての代わりが届きました。80ワットでこて先がK型(ナイフ型)と呼ばれるタイプの物です。中学生のころに鉄道模型の世界に足を踏み入れて以来、最近までずっとこのタイプ一本で小さなパーツの取り付けから広範囲にわたるハンダ盛りまで行ってきました。それだけ使いやすかったのだと思います。最初は模型店のおやじが取り出してきたアカエだったかシュアだったかを買って20年近く使用していました。ヒーターが逝かれて部品がないために買い替えとなったのですが、別の模型店でこのK型とI型(先が角錐に尖ったもの)の2つを見せられて迷わずにK型を購入しました。

前回と同じ国産メーカーの白光製ですが、中国製造になっています。

 

 長年80WのK型を使用してきて、他のタイプのこてが欲しくならなかったのかと言うとそうでもありません。以前に画像で見て頂いたEF61のランボードを屋根上に取り付ける際、取り付け足を屋根に空けた穴に通して車体内側からこてを入れてハンダ付けしようとしましたが、足が立ち並んでこてが入りにくい事もあってハンダが乗ってくれません。この場合80WのK型のこて先ではイマイチ熱伝導が悪かったのでしょうか。今度は外側から挑戦しましたが、雨樋が邪魔してこてが入れにくいので、これまた手こずって途中で作業を投げ出してしまいました。昨年鉄道模型製作の本格的な再開の際、いずれEF58でも同様の作業が必要になるために、先が尖ったI型で熱伝導も良さそうな100Wのこてを購入しました。ところが、試しに使用したところ、重いのと長いのとでこちらも作業に思った以上に時間が掛かってしまい中断する事に。

 この100Wこては、レストアで車体を分解する時とか組み立てで車体と妻板との接合や厚板のハンダ付け等には威力を発揮すると思いますが、当面は使用することもなさそうです。合わせて買った温度調節器の出番もまだありません。

偶然ですが3本とも白光製です。80Wも100Wと長さは変わらないのですね。

 

 長年K型一本でハンダ付けを行ってきたのは、確かに使いやすかった事が挙げられますが、裏を返せば当時はこれしかなかったと言うのもあります。

 3本目にご紹介するのが「白光プレスト」と名が付いたハンダごてです。EF58の工作もランボードの取り付けが近づいて来ましたし、他にも細かい作業が増えます。それで100Wごての失敗を教訓に小回りの利きそうな物をネットで探して最近購入しました。通常は20Wながらスイッチを押せば130Wまで急速加熱できると言う代物です。長さも従来使用していた物に比べてかなり短いですし軽くて使いやすいです。おかげで従来の80Wや100Wよりも目の位置がハンダ付けのポイントにより近くなりますので老眼にも有難いこてです。まだ小さな凹凸の修正に使用しただけですが、ディテーリング小物の取り付けには十分に威力を発揮するものと期待しています。あくまで小物用としての用途ですが、本格使用しだしたらまたご報告します。

こちらは日本製です。こて先は別売りのを買って取り換えています。30秒以上スイッチを押し続けると壊れる可能性があるそうです。

 

 白光プレストは従来のニクロムヒーターとは異なりセラミックヒーターが使用されています。同様のこては国産メーカーの大洋電器産業(goot)からも販売されています。また、中国製なら温度調節ができて取り換え用こて先やハンダ付け用品等付属するセットで2000円くらいで売られています。

 


HbA1c 6.3 健康診断でイエローカード

2020-01-14 18:21:13 | 日記

 年末に受けた健康診断の結果が送られてきました。その中でHbA1cの項目がD評価になっていて3か月後に内科で血液検査を再度受けるように書いてありました。

 詳しい事は省略しますが、調べてみると、6.3と言う値は糖尿病が否定できない数値だと言う事です。前回の値は6.0でA判定だったのですが、この数字ですら糖尿病を疑う数値だそうで、受診した医療機関の判定に疑問を感じます。ただ、血糖値が102で前回より上昇していますが何とか標準値の範囲である事、中国人の平均が6.3と言われている事、私の年代では比較的多い数値である事等、まだ切羽詰まってはいないのですが、かなり落ち込んでいます。

 食事は茶碗のふちを越えないように入れて2杯、勤務に持って行く弁当のご飯はお茶碗に1杯半以下、お酒は週に1回缶ビール1本、間食もあまりしません。コーラのような清涼飲料水も夏場ですらペットボトル500ml入りを2~4日かけて飲んでいます。運動は勤務時に1回当たり5kmほど歩いています。体重も増えてはいますが一番軽い時より5kgだけです。それに血縁関係者に糖尿病はいません。それなのになぜ?

 原因を消去法で見て行くと、現在の勤務に問題があるのではないかと思うのです。16時間拘束勤務で5時間程度仮眠できますが、月に2、3回は3~4時間しか寝られない事もあります。家に帰ってすぐに30分~1時間程度寝ますが、僅かしかない自営の仕事が入るとそれが寝られない事もあります。そんな勤務が月に20日で2年近く続いています。だから原因の一つは寝不足かもしれません。それとストレス。勤務現場の責任者が自己中で半ば精神異常の能無しのために、この3年ほどの間に2日目で辞めた新人2名、責任者の度重なる失礼な言動に切れて4か月目に辞めた人1名、さらに病気で亡くなった人2名、癌で近々辞める人1名と異常な職場です。これらの一人でも定着していれば今の過密勤務はなかったはずです。責任者ともめた事は何度もありますし、会社にもその度に苦言を呈していますが改善されません。

 さらに明日から今月末までに40時間勤務2回と5日連続の16時間拘束が入ってます。24時間勤務が絡むのは今月だけですが、こんな過酷な勤務を私だけでなく癌が見つかって来月退社する人にまで課しています。人手不足とは言えあんまりです。

 年頭のぼやき話で今の勤務を辞める予定と書きましたが、今回の健診結果で辞める決心がつきました。僅かながらも年金を貰えるまでには少し時間がありますので他の仕事を探します。


鉄道模型社 EF58 レストア 車体は自作 4

2020-01-12 18:45:29 | 鉄道模型EF58

ハンダごてが壊れました

 前面には付属の鉄道模型社製のパーツを流用したのですが、車体の高さがスケールよりも1mmほど低いのを反映してパーツの方も低くなっています。当然、自作の車体との接合の際には段差が生じる訳で、その段差分を真鍮片とハンダの盛り上げで埋め合わせしようとしました。しかしながら、「たかが1mm、されど1mm」でなかなか思うようなおでこのカーブに仕上がってくれません。ハンダを盛っては削りの繰り返しで今日までやってきました。

毎度同じような画像で申し訳ありません。

 

 7日は仕事の休みでしたので「今日こそは何とか仕上げてやるぞ」と意気込んでハンダの盛り上げ作業を行っていると、突然「パーン」と音を立ててハンダごてから火花が飛んだのです。ヒーターでもやられたのかと思いよく見ると、電源コードがハンダごての柄の近くで断線してしまっているのです。かれこれ購入して30年以上経過しているためかコードのゴムが所々でひび割れしていますので、捻じれなど無理な力がかかったのでショートしたのでしょう。幸いにもこてを台に置いた後だったのでやけどを負わずに済みました。ただ、こての方は使い物にならなくなったので新しいのを注文しなくてはなりません。さっそく楽天市場から注文しましたが、取り寄せ品のため到着まで日数がかかるようです。代替に半年以上前にamazonで買った、こて先が角錐型に尖った100wのこてがあるのですが、慣れない事もあって重いのと長いのとで扱いにくくて使う気になりません。そのため、作業は一時ストップです。ただでさえ今月はタイトなスケジュールですのでハンダごてを入手できても作業に取り掛かれないかもしれません。


Youtubeで海外鉄道旅 東欧編 Bar鉄道

2020-01-07 18:17:13 | ネットで鉄道旅行

 Youtubeと言うと我々の年代では「あれは若い人が見る物だ」と思っている人もまだ多いようですが、古い映画(見つけたら早く見ないと消されてしまう)とか、私のような鉄道ファンにとっては目が釘付けになってしまうような動画もたくさん投稿されています。

 ある日、Youtubeで列車の運転席からの(正確にはほとんど運転席の後ろ)前面展望画像を見つけて、国内のまだ乗った事のない路線を時々見て楽しんでいました。

そうしたら、ある時、Youtubeを開いた際に並んでいるサムネイル画面に下のような画像が入っていました。見つけた時はまだ数万回の視聴でしたが、今や再生回数200万回を超える人気の前面展望ビデオです。この画像を一目見ただけですごい所を走行しているのがわかります。左側に深い峡谷を眼下に見ながらかなり標高の高い所を走っていて、今鉄橋の上でしょうか。トンネルの右側の岩肌に彫られた柱も気になります。

 この動画は、かつてユーゴスラビア連邦の一員だったモンテネグロのBarとBijelo Polje間を走る機関車の運転席から写したものです。日本の前面展望動画に多い窓柱が視界の邪魔になっているのと違い、機関車の前面窓から遮る物のない風景が楽しめます。

 Barは、アドリア海を挟んでイタリアを臨む港町で、ここからセルビア国境に近い標高600mのBijelo Poljeまで行くのですが、途中モンテネグロの首都Podgorica(ポドゴリッツァ)を通った後海抜1000mまで駆け上ります。バルカン半島のアドリア海沿岸部はディナルアルプスと言う2000m級の山々を擁した山脈が横たわっていて、このあたりの国々では、アドリア海に面した町から内陸にある町まで行くにはどうしてもこの山脈を越えなければならないのです。幾つかこの山脈を越える鉄道はありますが、迫力ではこれが一番ではないでしょうか。

 この動画に限らず東欧諸国は、長い間鉄のカーテンの向こうに位置していてベールに隠されていただけにさらに興味が湧いてきます。途中下車してグーグルマップとストリートビューを見ながら町を見て回ったりして、金と暇がなくてもちょっとした海外旅行が楽しめます。

 

追記 この記事は昨年8月ごろに書いて下書き保存のままで忘れてしまっていた物です。


鉄道模型社 EF58 レストア 車体は自作 3

2020-01-04 18:51:57 | 鉄道模型EF58

 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 今年も模型製作はスローペースになりそうですが、中頃からはスピードアップできるかもしれません。このあたりの事情は年頭のぼやき話で少し触れています。

 漸く前面窓の修正がほぼ終了しました。「ほぼ」というのは、後でつらら切りを取り付ける予定になっていて、その際に修正を加えるかもしれないからです。

 窓周辺の鼻筋を通して稜線をはっきりと出す際、ハンダと真鍮の生地が光って見辛いためサーフェーサースプレーを軽く吹き付けてヤスリがけを行いました。あまり吹き付けすぎると後で除去に手間がかかりますので注意が必要です。

 

 次に運転室側面窓を切り抜きました。板の状態から切り出すと屋根の折り曲げや前面パーツとの接合に支障をきたすので後回しにしてきましたが、おでこのカーブを確認するためにもこのあたりで抜いた方が良いと思ったからです。やっとの事で車体の窓抜きはこれですべて終了しました。

 

窓抜きが終了したところで、私が所持しているヤスリをご紹介します。                       

  右端は長さ25cmの平ヤスリで、車体を大き目の真鍮板から糸ノコで切り出した後の切り口の整形に用います。この先床板を切り出した時にも使用ます。

 EF58の車体の窓抜きには幅4mmと7mmの平ヤスリとΦ1.5~2.5mmくらいの丸ヤスリでほとんど事足りましたが、微調整のためにもう少し細い物も用意しました。前面窓には直角の部分がありますので、精密ヤスリの三角や半丸タイプで角をきっちりと仕上げています。

 最後に左端の2本の平ヤスリは最近amazonで買ったトラスコ中山製です。幅1.5cm、長さ15cmの中目と細目は手のひらにほぼ収まるサイズで、前面の鼻筋を通す作業では重宝しました。従来この作業には幅7cmの平ヤスリを使用していましたが、微妙な凹凸が残っていたのがこれら2本の使用で吸い付く様に削れてきっちりとした平面を出すことができました。この後のおでこのカーブの整形でも十分に使えそうです。

 画像に載せたヤスリは、amazonで買った2本以外は模型店、ホームセンターや工具店で買って揃えたものです。今ではネット通販で迷ってしまうくらい多くの種類のヤスリが販売されています。ただ、こればかりは画像で見たり店頭で直接目にしただけでは駄目で、実際に使用してみないと感触が掴めないために無駄遣いになることもありますが、適材適所で全く無駄になるわけでもありません。

 次回はおでこの部分の最終決戦です。1月は総勤務時間が長くなるので模型に時間が割けないかもしれません。そのため投稿まで時間が掛かる可能性があります。