日本の国会議員って 何だろう？ 地元利権がらみの後援会組織支援さえ有れば 低投票率でも選挙に勝ち 能力/人品など不問のまま権力を手中にできる仕組み

　戦後、政治家の家に生まれた世襲議員として総理大臣の座に上り詰めたのは、何も安倍晋三ばかりではない。総理にならずとも自民党の現役政治家の大勢はこちらだ。逆に、出自/家庭環境/学歴など見劣りしても
這い上がった人物は田中角栄が筆頭だろうが、菅という人物を田中氏になぞらえ、メディアはまたもドラマ作りにいそしんでいる。政治を劇場型ドラマにした悪役は小泉元首相といわれるが、メディア界も同罪である。

この日本で国会議員になるううえで、後援会や組合組織に依存する人以外でも、民間組織などの支援だけで当選する人は絶えないが、そういう人たちが大在の議員を擁する政党組織を作るノウハウは無い。
従い、与野党どちらも利益集団の後援を得た人物しか国会議員になる道はほぼ無い、これが現実である。　ここがネック、癌ではないか？

　国会議員になり・権力の梯子を昇る人物に必要な能力＆資質とは、次に挙げる事柄らしい？　と思い至る。。。。　　他にもあるかな？
　　＜眼前の力関係を機敏に捉え・勝ち馬にすり寄れる＞＜正義や理想に反してでも自己の思想信条は通す強引さ＞＜論理よりも情緒が日本では有効なことを活用する＞
　　＜品格/人品など政治に無用と割り切れる粗野さ＞＜利害交換で政治権力が構成されることを否定どころか肯定＞＜誰でも思い通りに動かせるよう・ヒト/モノ/金を支配できるスキル＞
　　＜純朴を装う演技力＞＜運が強い＞

　これらが身についてれば東大・京大卒など無縁。過去の総理の顔を思い出せば直ぐにわかるでしょう？　専門家だからと尊敬されXX大臣にしてもらっても、本当に信頼されたのではなく、
政局しのぎに利用されただけだ。

　後援会が幾ら支援しても、同じ地元の有権者の多くが資質の適性を普段から見ていれば投票せず、出来れば反対候補を支える。こういう活動が有権者自らが政治組織に属さなくても全国で
キチンと行われるようになれば、利害関係だけで当選させてもらう≪不適格/悪質な議員≫は減らせるのでは？？？　　甘いかな？　　でも、他に議員の質を変える手立てある？？　有れば、教えて！