☆ 靖国宮司の天皇批判</font> https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20181019/pol/00m/010/002000d?fm=mnm
平成天皇・皇后は、先代の昭和天皇の果たした明治憲法下での役割への深い反省に立ち、靖国への参拝ではなく内外戦跡への慰霊の旅を選んだ。それが現行憲法下でのあるべき「象徴天皇」の姿だと。それは国民大多数の指示と賛同を得て来た。これは誰も否定できない。民主政治とは対極にある王制が21世紀でも存続し得る基盤は、これをおいて他にない。
・ 片や、<神社本庁>などという官僚組織まで備え、字義通りの国家神道として靖国を頂点に君臨する神道支持者が守旧勢力と結び、自民党政権を支える構造の胡散臭さがあり、それは憲法で定める「政教分離の原則」を大胆不敵にも無視し続けて来た此の国の不可解な戦後史でもある。
★>伊藤智永・編集委員兼論説委員の重要な指摘は、辞任予定の小堀靖国宮司に代表される<現行憲法下の象徴天皇制>を真正面から
否定する違憲思想が誰からも非難/訴追を受けて来なかった事である。
* 政教分離の原則を踏みにじり続けても平然としている不思議な国民。小堀宮司のような存在が許されるのは日本人社会に特有の
非論理的慣習と曖昧さの果実だ。如何なる外国でも、ここまで明々白々極まりない憲法違反の状態が放置されることはないだろう。
平成天皇・皇后は、先代の昭和天皇の果たした明治憲法下での役割への深い反省に立ち、靖国への参拝ではなく内外戦跡への慰霊の旅を選んだ。それが現行憲法下でのあるべき「象徴天皇」の姿だと。それは国民大多数の指示と賛同を得て来た。これは誰も否定できない。民主政治とは対極にある王制が21世紀でも存続し得る基盤は、これをおいて他にない。
・ 片や、<神社本庁>などという官僚組織まで備え、字義通りの国家神道として靖国を頂点に君臨する神道支持者が守旧勢力と結び、自民党政権を支える構造の胡散臭さがあり、それは憲法で定める「政教分離の原則」を大胆不敵にも無視し続けて来た此の国の不可解な戦後史でもある。
★>伊藤智永・編集委員兼論説委員の重要な指摘は、辞任予定の小堀靖国宮司に代表される<現行憲法下の象徴天皇制>を真正面から
否定する違憲思想が誰からも非難/訴追を受けて来なかった事である。
* 政教分離の原則を踏みにじり続けても平然としている不思議な国民。小堀宮司のような存在が許されるのは日本人社会に特有の
非論理的慣習と曖昧さの果実だ。如何なる外国でも、ここまで明々白々極まりない憲法違反の状態が放置されることはないだろう。