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似非ケインジアンに告ぐⅡⅩⅣ

2014年01月14日 | 政治経済
 消費しない部分は貯金に回ります。貯金されたお金は銀行が貸し出します。それを事業化は投資に使います。でも全てを貸し出すわけではありません。
ある程度貯蓄として残ります。つまり『稼いだお金がどれほど投資に回るか』が重要なのです。消費が分かると投資が分かります。そして使われない貯蓄が残ります。
その結果経済の規模が分かります。もう一つ重要なのは『貯蓄と投資はイコールではない』と言うことです。
これ以前の経済学は『貯蓄は全て投資ですよ』で思考は終了していたのです。
貯蓄の内、消費されない部分は将来絶対投資といった形で消費されるとされ、貯蓄は時間の延びた消費の言い換えだったのです。
それに対してケインズは金利の条件によってはお金をそのまま現金で保有することを選ぶ人もいると考えたのです。
貯蓄と投資が一致しない所で、使われないお金が出てきます。社会上で100あったお金が10くらい使われません。そうなると100の働ける人の内90しか働けなくなります。
働けない10の人が出てくるのです。これが問題だと考えました。
  『失業をもたらすのは貯蓄と投資が一致しない事による』。
「貨幣をずっと持っていたい」「貨幣自体に魅力があるから持つのだ」という貨幣愛という学説もあるほどです。
でもそう考えるとケインズ自体が成り立たなくなります。ケインズはそこで影響力を与えるのは『期待』であるとしました。
貨幣価値が上がると思えば貯め込むし、減ると思えば消費投資に回ります。だから『マイルドに進むインフレが重要』なのだというのです。

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      スタッフは常在しておりますので可能なサービス内容はお問い合わせ下さい。


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