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似非ケインジアンに告ぐⅡ

2013年12月23日 | 政治経済
 これは学校教育の弊害であり、日教組教育に完全に毒された人がこのような考え方をするのです。
日本の経済学において、ケインズ理解に精通した人達が教科書の執筆者になっています。つまり似非ケインジアンが教科書を書いていたのです。
だから金融には注目させないような内容になります。ここで不況や大恐慌では日本銀行は登場しません。
「日本銀行とは銀行の銀行である」としか書かれていません。高橋財政だって日本銀行が何もしなかったら何もできなかったのです。
ケインズ自身が財政一本槍でやりなさいとは一言も言っていません。
確かに財政を中心に解説している部分もありますが、基本的に金融政策について否定的ではありません。
彼は様々な工夫によって金融政策の応用を真剣に考えた戦前では唯一の経済学者と言っても良いでしょう。
似非ケインジアンは「金融政策を言うやつはマネタリストだ」とおっしゃいます。
マネタリストという言葉を悪口として誹謗の道具にしているのでしょうが、
そういう人達は財政政策しか効かないとする人達なのでそれ以外の人は全てマネタリストということなのでしょう。
他の経済学者は金融政策も不況に役立つと考えています。今使われている国際標準の金融施策は金利が0であっても効果のあるような仕組みになっています。
ケインズの時代をさらに超えるような考案してきたのです。
ケインズが予言した「流動性の罠」は実は克服できるのです。これに関してはクルーグマンの功績が大きいといえます。
「流動性の罠」といっても長期国債は金利0になっているわけではありません。ならばこれが本当に流動性の罠なのでしょうか?。
「名目金利が1%以下なら流動性の罠だ、金融政策は効かない」という人もいます。でも現実を見れば今の日本は明らかに効いています。
今の日本で「罠に落っこちている」と見ること自体が意味はありません。日本銀行の政策が転換したことによって明らかに物価上昇局面になりました。
財政政策が出動する以前から物価が上がり始めたのです。もちろん財政政策は物価を後押しする意味で重要なことです。

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1月の予定:1日(水)、2日(木)は全日お休みを頂きます。
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