安城市緑町 ミドリペットクリニック0566-77-6047

目標毎日更新
動物病院の日常、広報、呟き
午前9:00-12:00 午後4:00-7:00
休診:日曜祭日、水午後

似非ケインジアンに告ぐⅡⅩ

2014年01月10日 | 政治経済
 例えば経済の実態を表すような利子率を想定します。これは自然利子率ともいわれます。実際には中央銀行が経済全体の利子率を操作しています。
それを経済実体より高くするとお金を借りようとした場合「こんな高い金利で借りたら俺たちの商売で返せないよ…」と借り手が減ってしまいます。
不景気になってしまいます。逆に自然利子率よりも金利を下げた場合、加熱してどんどん借りてしまい、過剰投資が始まります。
今のチャイナのように誰も住まない高層マンションをどんどん建つのです。そこでは中央銀行の役割に注目します。
中央銀行は自然利子率や整合的な利回りを見つけることができるのでしょうかできないのでしょうか?。ヴィクセルはその点に関しては悲観的です。
自然利子率はなかなか見つけることができないと結論しています。経済は貨幣的に不安定であって、経済が過熱しているときは人手不足になります。
あまりに物が売れて作りたいのに作れず、バブルの時のようにどんどん行っているときは皆ハッピーかも知れないがやがて崩壊する可能性があります。
ヴィクセルはかなり悲観的なビジョンを示しています。
ケインズはヴィクセルからの影響で実質均衡利子率、自然利子率はこうやってやれば探せるよと書いています。中央銀行の重要なのは「期待の操作」にあるとしています。
まさにリフレ派のままです。「ケインズは財政のみしか言ってなくて、金融を言うのは新自由主義者」という批判は明らかに間違いです。

☆お知らせ
営業日の午後12時~午後4時は、手術、治療業務のため留守番電話にしている場合があります。

1月の予定:

2月の予定:セミナー出席のため7日(金)、8日(土)は診療のみ全日お休みとさせていただきます。
      スタッフは常在しておりますので可能なサービス内容はお問い合わせ下さい。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 似非ケインジアンに告ぐⅩⅨ | トップ | 似非ケインジアンに告ぐⅡⅩⅠ »
最新の画像もっと見る

政治経済」カテゴリの最新記事