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みんなで学ぼう!バルカン半島ⅩⅧⅩⅣ

2018年03月26日 | 歴史
当時の日本がこれらの動きをどう見ていたでしょう。

六本木の外交史料館にある公文書で、当時の外務省が東ルメリア危機を非常に重要視していたことが分かります。

河瀬真孝イギリス公使が井上馨外務卿に向けて公電が打たれています。

「セルビアの王様がブルガリアの王様に宣戦布告、10万人動員したらしい」

実はこの河瀬駐英公使、高杉晋作の高山寺決起の時に伊藤博文の次に駆けつけたのが石川小五郎、後の河瀬氏なのです。

「セルビアは一方的にやられてオスマンとブルガリアが停戦交渉」
「英国はビルマ暴動で介入している余裕がない」
「セルビアは停戦打診するもブルガリアが拒絶」
「英国は今度はアラビア一揆で忙しい・・・」

最後に
「休戦」、「各大国が監視団を派遣」

非常に正確な情報を掴んでいたようです。


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