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ヨーロッパ・中東の現在ⅤⅩⅨ

2017年01月29日 | 政治経済
 ドイツ銀行の経営状態は現時点で全く不明です。
2008年10月リーマンショック直後、ヨーロッパは時価評価を放棄する宣言を行いました。
今ある債券を満期を目的とするかそれとも投機を目的とするのかを分類して、
満期目的の場合、時価評価をしなくていいというとんでもない会計システムを導入したのです。
これでサブプライム危機を乗り切りました。よって現在ドイツ銀行の持っている債権の内容が分かりません。
中国への投資額が非常に大きいはずです。フォルクスワーゲン問題で1兆円近い債務保証をしています。
加えて過去の負の遺産である罰金の恐れが加わります。引当金が約50億ドル(5000億円)しか用意がありません。
罰金が確定すれば9千億円がショートします。今年1月の中国原因の株価暴落、その裏でドイツ銀行危機第1弾が起きていました。
これはCocoショックといわれます。Coco債という債権があります。
それは自己資本比率を見て、銀行が経営危機に陥ると自動的に借金であった物が株式に自動転換される債権です。
Coco債で穴が開いた自己資本を埋めていたのがドイツ銀行でした。これがショートする可能性がありました。
46億ドルあるCoco債がデフォルト(債務不履行)になって自動転換されるかもしれないということで、
第1次ドイツ銀行ショックが発生しました。
今起きているのは第2次ドイツ銀行ショックで、株価としては1/3に落ちて最安値更新中です。

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