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ヨーロッパ・中東の現在ⅤⅩⅦ

2017年01月27日 | 政治経済
 現在トルコの250万の難民は広々とした砂漠のような土地にバラック、テントが見渡す限り広がる場所に住んでいます。
水道などの最低限の衛生施設はあります。一般住宅地域に入り込めた、金を持っている難民もいます。
ドイツにいる89万の難民は、まずその日に寝るベットを作られます。
古い体育館、使ってない店舗が利用され、それでも足りなければコンテナハウスを建設設置していきます。
一時は施設運営による難民景気もあったほどです。
しかし次第に問題も多くなり、過密状態が慢性化し、喧嘩、婦女暴行が頻発しています。
彼らはドイツ語はできません。働かせてもなかなか定着できません。
過去ドイツ企業はいつも安い労働力を使ってきました。
ドイツは血統主義なのでソ連崩壊時もドイツ系の難民を受け入れました。
東西ドイツ統一時は東ドイツに安い労働力が入ってきました。ユーゴ内乱でも入ってきました。
そのたびに経済はどんどん活性化していきました。
その成功体験から今回も不況からの脱出の手段として考えていた企業は多かったに違いありません。
第2次大戦中、東ヨーロッパ、ポーランド、ソ連から労働者を連れてきて
農場で働かせたり町工場で働かせたりした経験があるのでトルコ人が増えても大丈夫と考えたのでしょう。
トルコで引き受けた難民の費用はEUが最大4兆円段階的に払うという合意がされています。
ドイツには8千万の人口に対して総計300万人のトルコ系移民がいます。
ドイツ人になった人も居れば全く溶け込まない人もいます。日本では在留も含めて中国移民が100万を超えています。

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