安城市緑町 ミドリペットクリニック0566-77-6047

目標毎日更新
動物病院の日常、広報、呟き
午前9:00-12:00 午後4:00-7:00
休診:日曜祭日、水午後

国体論と戦後日本ⅦⅩⅠ

2016年06月06日 | 歴史
 先の大戦の終わりに宇垣纏中将が終戦の詔勅の終わった後に特攻に出ていった話があります。
彼が特攻機に乗るためには最低限パイロットが必要です。一緒に行きますと志願した人たちもたくさんいました。機体の故障で途中で引き返してきた人もいました。
これらの人々は命令されたわけではありません。「行かせてください」という空気がそこにはあったのでしょう。
戦争は終わった状況の中で特攻に出て行く空気とはいかなる物でしょう。現実的には海に突っ込んだと言われています。後の世で全く無駄なことと非難されました。
なんで若者を一緒に連れて行く必要があったのかと。
 西欧的な、旧約聖書的な考えでは死と生ははっきり先を引かれています。日本の禅、神道では死んでもこの世に神となって存在しているとされています。
完全に区別が付いていない中での死があります。悠久の大義の中で生きると決め、身を国のために捧げた方々がいて、でもその心は生き続けると信じていて、
少なくともその思いは我々の中で生きていきます。そういう自覚のできる社会がその時にはあったのでしょう。
この問題をきちんと憲法などの公の文章の中に受け継いで行くべきです。
この優れた世界観は憲法前文の中だけでも打ち出してもらいたいと考えます。

☆6月のお知らせ:フィラリア予防を開始しましょう。
来る6月18日(土)は獣医師不在のため診療不可です。ご迷惑おかけします。なお、スタッフは在勤しております。可能なサービスはお問い合わせください。

当院では一緒に働いてくださる動物看護師さんを1名募集しています。詳細はメール等でご連絡ください。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする