ロボット

　原子力炉付近の復旧作業において
できる限りロボットを作業に当たらせるという、至極まっとうな発想に対して
日本は今まで「ロボット大国」と周囲の国から言われていたにもかかわらず
ほとんど用意してこなかったという事実があからさまになりました。
フランス、ドイツ、アメリカから援助される始末です。

　いわゆる産業、民生、娯楽用のロボットには力を入れてきましたが
汎用の物、危険作業用は後回しにされました。
マスコミは軍事転用される恐れがある（NHKスペシャルなど）とか何とか言って来ました。
介護用ロボットは良くニュースになりましたが、ロボットはそもそも
現場で働く（働かされる）人の人間性が危うくなる現場でこそ活躍すべきで、
そういう意味では戦場、放射能汚染、陰惨な災害現場は格好の
場所だと思います。そんな現場からなるべく生身の人間を
遠ざけるためにロボットはあるべきでしょう。
逆に介護や娯楽はむしろ人間性を重要とされる場ではないでしょうか。
　
　そういう意味でアメリカのグローバルホークなどはまさに
人間性のある兵器ではないでしょうか。是非我が自衛隊はロボット兵器を自国開発して
いただきたいと強く思います。
人間が乗ってちゃ意味ないですね。

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