野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

北本自然観察園

2015-01-16 | 探鳥

  年の初め、北本自然観察園を訪ねた。ビジターセンターはまだ開いておらず霜に覆われた園内は寒々しい。

 

 もっとも日差しに霜が解かされると、通路はぬかるみになってしまうので歩きやすいのは今だけだ。

 

 

 カモたちは陸に上がって餌をとっていたのだが、先客に驚いてまた氷の張った池にもどっている。中央の枝先にアオサギがじっとしている。

 

 一個だけ残されたカラスウリの下、マガモの群れが休んでいる。

 

葦につかまってシジュウカラが餌を探している。

 

 

カシラダカはうず高く盛り上がった枯葉の山の中を行ったり来たり。

 

 

数人のカメラマンが長いレンズを抱えていたので近寄ったらアリスイだった。

 

スズメの群れも多い

 

 

枝先で大車輪をしているのはコゲラ

 

 相変わらずの悪声とともにカケスも姿を見せてくれた。

 

 久しぶりに見たルリビタキの♂

 

 

こちらは愛くるしさ満点のジョウビタキの♀。どういうわけが今回は♀にしか出会えなかった。

 

キジもあえたのは♀だけ

 

ここに来るとほとんどと言っていいほど会えるエナガ

 

 この後 アトリやタヌキの一家にも会えたのだが、写真がどうも思わしく撮れなかった。この辺で。


芦ヶ久保の氷柱まつり

2015-01-10 | ハイキング

 秩父には3大氷柱があるのだという。そのうちの一つ奥秩父にある三十槌(みそつち)の氷柱は以前から知っていたが、尾ノ内百景氷柱と芦ヶ久保の氷柱の存在は初めて知った。その中で一月九日から始まったばかりの芦ヶ久保の氷柱を見に行って来た。

ここはアクセスが大変良い。すぐそばに芦ヶ久保の道の駅の広い無料車場もあるし、西武線芦ヶ久保の駅から歩いても10分少々ととても便利。

この日(1月10日)は三連休初日なので、車の混雑を考え電車で行くことにした。

駅を降りると青地に白の旗が出迎えてくれ、迷う心配はない。

 

10分足らずで氷柱会のお兄さんたちがお出迎え、此処で200円の切符を購入。

西武線の小さなガード下をくぐって会場に入る。突然氷の世界が出現する。

 

開場したばかりで人は少ない。

 

 

よく見ると自然にできた氷柱ではないのがわかる。

 

 

北側の山の斜面全面にホースが巡らされ、そこから吹き出した水を凍らせてこのような世界が出現する。

 

自然の氷柱ではありえないような光景が見られるが、それはそれで冬の極寒の作り出したアートと言えなくもないか。

 

 

 

 自然にはあり得ない光景だが、迫力はある。

 

砂防ダムからの水を使っているのだろうか、右上に見える筋が水の放水線だ。

 

 

 なかなかオブジェとしても楽しめるではないだろうか

 

会場の外では陽だまりの光景も見える。

 

 

 入口からゆっくり登っても10分足らずで高台の展望地に着いた。そこで無料の甘酒サービスがあり、冷えた体を温めることが出来て嬉しかった。

 

 

 

 初めは少なかったのだが、後からだんだんと人が増えてきた。歓声を上げる人も多く、結構喜ばれているようだ。

 

大きく開いた牙のある怪獣の口のようだ

 

 

 

 

ちょうど秩父方面からの特急電車がやってきた。

 

夜はライトアップもされるというので、一瞬ではあるが電車から見ることも出来そうだ。

 

 

段々氷

 

 

尚芦ヶ久保の氷柱が見られるのは3月1日まで、お時間のある向きは近くの武甲温泉などの日帰り温泉、イチゴ狩り等もあり楽しみが多い。

因みに私は近くを探鳥しながら、短いハイキングを楽しんだ。

この辺で。


川島町白鳥

2015-01-05 | 探鳥

 埼玉県にもハクチョウが飛来する場所がある。大体県の中央部にあり、坂戸市と川島町の境を流れる荒川の支流越辺川に、毎年100羽ほどのコハクチョウがやってくる。

着いたのは10時近く、早朝採餌に出かけた白鳥が10数羽ほど戻ってきていた。

 

 

 

 

 

狭い中州で羽を休めている。

 

 

コハクチョウとオオハクチョウとの見分けは嘴部分、黄色の部分が嘴の方向にとがっているのがオオハクチョウだ。

 

 

 

手前にはオナガガモ

 

若鳥は全体的に灰褐色、どう見ても醜いアヒルの子とは言い難い。

 

 

上流側ではカワセミが良く見られる。

 

 

ここで見られるカモ類はオナガガモとカルガモ、そしてコガモが多い

 

ストレッチをしながら首振り運動

 

ダイサギ

 

対岸の林にはオオタカがじっと休んでいた

 

昼近くなって吉見市にある八丁湖へ

 

ここで見られるカモはオナガガモとマガモ、ホシハジロ、そしてキンクロハジロなど

 

 

カイツブリも多い

 

オナガガモ

 

ホシハジロ

 

マガモ

 

お終いはヒッヒッと泣きながら近くに寄ってくれたジョウビタキの♀

 

ちょっと逆行気味なのが残念。

この辺で。