3月になって、休日新宿御苑を訪ねた。私のうちからは20kmぐらいの距離で、家族で行くときには車の方が早くて便利だ。遅い春のせいなのか、開園から1時間以上たつのに、駐車場は2,3割ほどしか埋まっていない。
大木戸門から入る。右手はここ2,3年建て替え中の温室。今年の秋竣工の予定らしい。
大温室の一部が覗いている。
時計回りに園内を一周することにした。
玉藻池、左手奥は小規模梅林だが、まだほんの一部しか色づいてはいない
フランス庭園の方に回る。葉を落としたプラタナスが、地上に突き刺さった根のように異様な光景を見せている。
この付近に居ついているワカケホンセイインコを暫く探していたのだが、やっと番いを見つけることが出来た。
南側の千駄ヶ谷門をまわり、西に向かっていくとドコモタワー(正式にはNTTドコモ代々木ビル)が見えてくる。気のせいか、桜の枝先にも少し色の変化が見られるようだ。
台湾閣から見た日本庭園の池
日本庭園の一角では2月下旬ごろから、寒桜やボケが咲き始めているのだが、今年はまだ開花仕立てのようだ。
更に回った中の池から見たドコモタワー
中の池から新宿門にかけては母と子の散歩道と名付けられた、里山風景の区画が整備されていた。
ラクウショウの気根
新宿門近くの大芝生広場、休日にもかかわらず人出はほとんど見られず、閑散としている。
まだ冬景色のままだ、が片隅には水仙やフクジュソウなどの春の兆しが見られないわけではない。
ハチジョウキフジ
寒さが緩むのはいったいいつのことか、この辺で。