◎◎ 〈朝イチ情報/相場の読み筋＞ 7月6日
更新 ： （更新予定時間：8:30頃）
前週末3日の米国株式は、4日の独立記念日の振り替え休日のため休場。
◐◐ 6日の東京株式は、軟調な展開となりそうだ。前週末3日は下げ渋る格好となったが、現地3日の欧州主要市場の株価は、米国での新型コロナウイルス感染拡大による欧州経済への影響を警戒し下落している。手掛かり材料に乏しいなか、週明けの米国株式の動きをみたいとして、手控えムードが広がりそうだ。
¤¤¤ 為替相場は、ドル・円が1ドル＝107円台の半ば(前週末3日終値は107円48-49銭)、ユーロ・円が1ユーロ＝120円台の後半(同120円75-79銭)と小動き。大阪取引所のナイトセッションは、前週末3日終値比100円安の2万2180円だった。
◇◇☞ また、熊本県の南部や鹿児島県の一部で、大雨により甚大な被害が発生したことから、防災関連の銘柄に投資家の関心が向かう場面も想定される。
<きょうの個別材料>
○プラス材料
メドレックス<4586.T>―同社が欧州で出願中の「テープ剤の新規な基剤組成物」について、欧州特許庁から特許査定の通知があったとの連絡を受ける
KTK<3035.T>―20年8月期第3四半期(19年8月21日-20年5月20日)の連結決算は、2ケタの増益で着地
●マイナス材料
AHCG<7083.T>―20年11月期第2四半期(19年12月-20年5月)の連結業績予想を引き下げ、通期予想を未定に修正
クラウディH<3607.T>―未定としていた20年8月期の連結業績予想は赤字に転落、期末配当は無配(前期実績10円)に
上記の材料はあくまでも相場の参考です。個々の銘柄の株価位置、あるいは相場の流れなどにより、その反応は不確定です。
＜きょうの狙い＞
更新 ： （更新予定時間：8:30頃）
ジェイ・エス・ビー(JSB)<3480.T>は前週末3日引け後、Mewcket(東京都千代田区、ミューケット社)の発行済株式の一部取得およびミューケット社が実施する第三者割当増資を引き受けることで、ミューケット社を子会社化すると発表した。
ミューケット社は、AI人材プラットフォーム事業を手掛け、IT人材・AI(人工知能)人材の学習・成長支援などに強みを持つ。JSBでは、ミューケット社の子会社により、全国各地の教育機関などとのネットワークや、入居者をはじめとした学生とのネットワークといった経営資源を最大限活用し、企業価値の向上を図ることが長期的な成長につながると判断した。
前週末3日終値は、前日比58円安の2601円。
＜ダイジェスト＞
デザインワン、中小企業向けに業務改善クラウドサービス「ZENO」の提供を開始
更新 ： 20/7/6 7:30
デザインワン・ジャパン<6048.T>は2日、中小企業の生産性向上や業務効率化を支援する業務改善クラウドサービス「ZENO(ゼノ)」の提供を開始したと発表した。
「ZENO」は、社員管理、勤怠(タイムカード)、休暇管理、ワークフロー(りん議や休暇申請)、業務日報(工数管理)、顧客管理、会議室予約、チャットなどビジネスに必要な機能を低価格で提供するクラウドサービス。業務に必要な機能を多く用意しており、すべてのアプリを利用することはもちろん、用途や状況に応じて必要なアプリだけ利用も可能という。
3日の終値は、前日比5円高の265円。
マクロミル、インターネット広告の配信を自動で最適化するサービスを開始
更新 ： 20/7/6 7:31
マクロミル<3978.T>は2日、同社の「リアルタイム調査」をキーに、インターネット広告の配信を自動で最適化するサービス「コンシューマー・インサイト連動配信」を、同日から本格提供すると発表した。
同サービスは、米Google社が提供する広告主向けの広告配信サービス「Google Ads」で運用が可能で、逐次的に測定する意識調査の結果(広告認知率やブランディング指標)に連動してインターネット広告の配信を行うという。
3日の終値は、前日比11円高の716円。
電算システム、債権保証型の後払い決済サービス「DSK後払い」を開始
更新 ： 20/7/6 7:32
電算システム<3630.T>は2日、連結子会社DSテクノロジーズと、債権保証型の後払い決済サービス「DSK後払い」を、7月1日から開始したと発表した。
「DSK後払い」は、請求事業者のニーズ開拓、支払者の利便性の高さといった双方のメリットを追求し、同社グループらなではのノウハウを注力。さらに、安心感と利便性を備えた「クレーム対応費用保険」制度を利用できる債権保証型後払い決済サービスとした。
3日の終値は、前日比375円高の4090円。
オプティム、医療メディア「MedicalDX」をオープン
更新 ： 20/7/6 7:33
オプティム<3694.T>は2日、医療業界のデジタルトランスフォーメーションをテーマとした医療メディア「Medical DX(メディカルディーエックス)」を1日にオープンしたと発表した。
「Medical DX」では、患者が疾患を認識してから診断、治療、その後の生活に至るまでに患者がたどる道のりに合わせて、「予防」「診断」「治療・手術」「介護」「創薬」といったカテゴリーの中で、AI(人工知能)・IoT(モノのインターネット)・ビッグデータを活用したシステムやデバイスを取り上げ、実例やノウハウを中心に紹介するという。
3日の終値は、前日比240円高の3455円。
パナソニック、「現場センシングソリューション」を立ち上げ
更新 ： 20/7/6 7:34
パナソニック<6752.T>は2日、同社とパナソニック システムソリューションズ ジャパンは、顔認証ソリューション、センシングソリューション、高性能エッジデバイスを統合し、新たな事業「現場センシングソリューション」を立ち上げたと発表した。
同社では、市場の急速な変化に対応し、環境変化を読み取り素早く成長戦略を描かなくてはならない顧客のニーズを満たすため、顔認証ソリューション、センシングソリューション、高性能エッジデバイスを統合し、ハード・ソフトを問わず顧客のニーズファーストでソリューションを組み立てられるスキームを構築する。新組織では、着実な発展を遂げていくため、営業部門・開発部門・全国保守部門の総勢約1200名体制で推進。同事業で25年度に1000億円の販売を目指すとしている。
3日の終値は、前日比0.7円安の942円。
IHI、機械式駐車装置の快適性を向上させた「グランシリーズ」を開発
更新 ： 20/7/6 7:35
IHI<7013.T>は2日、グループのIHI運搬機械が、機械式駐車装置の快適性を向上させた「エレベータパーキング グランシリーズ」(グランシリーズ)を開発し、販売を開始したと発表した。
今回販売を開始する「グランシリーズ」では、「AI(人工知能)による出庫待ち時間の短縮機能」や、「3Dセンサによる庫内安全確認機能」を標準装備し、ゆとりある駐車空間を実現したフラッグシップモデルと位置付けて営業展開を行うという。
3日の終値は、前日比25円安の1522円。
第一三共、「DS-1062」で手術不能の進行・転移性トリプルネガティブ乳がん患者へ最初の投与を開始
更新 ： 20/7/6 7:36
第一三共<4568.T>は2日、現在実施中の「DS-1062」(TROP2に対する抗体薬物複合体)の第1相臨床試験において、手術不能の進行・転移性トリプルネガティブ乳がん患者への最初の投与を開始したと発表した。
同試験は、日米において、手術不能の進行・転移性非小細胞肺がんを対象に実施しているが、今般、トリプルネガティブ乳がんの患者群を追加し、患者への投与を開始した。今後、約40名のトリプルネガティブ乳がん患者を登録する予定としている。
3日の終値は、前日比63円高の8621円。
富士フイルム、血行促進効果が知られる成分をナノ乳化した「ナノテトラヒドロピペリン」を開発
更新 ： 20/7/6 7:37
富士フイルムホールディングス<4901.T>グループの富士フイルムは2日、肌の弾力性を改善する新成分として、黒胡椒に由来し、血行促進効果で知られる成分「テトラヒドロピペリン」をナノ乳化した「ナノテトラヒドロピペリン」を開発したと発表した。
同社では、組織透明化技術を用いて、ヒトの立毛筋を3次元可視化することに成功。ヒトの皮膚に存在する立毛筋が老化することを実証した。さらに、立毛筋の老化に伴う機能低下(筋力低下)により肌の弾力性が低下することを発見。黒胡椒に由来する成分「テトラヒドロピペリン」に、立毛筋の機能低下を改善する作用を見出した。油溶性の「テトラヒドロピペリン」を独自技術でナノ乳化し、毛穴の皮脂へのなじみやすさと浸透性を向上させた「ナノテトラヒドロピペリン」を新たに開発。同研究では、毛穴の収縮を担う立毛筋をケアすることで、毛穴が目立たないハリのある肌へ導く新しいスキンケアの可能性を示すことができたという。同社では、今回の研究成果を、機能性化粧品に応用する予定という。
3日の終値は、前日比7円高の4636円。
