(アマゾンのロゴ)
11月28日、アマゾン・ドット・コムは、独自の機械学習向けチップを発表した。半導体大手のインテルやエヌビディアが今後の収入源として期待する分野に参入する。写真はアマゾンのロゴ。8月にフランスで撮影(2018年 ロイター/PASCAL ROSSIGNOL)
① ""米アマゾン、機械学習向けチップ発表 クラウド事業で活用""
2018年11月29日 / 13:57 / 8時間前更新
[28日 ロイター] -
アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)は28日、独自の機械学習向けチップを発表した。半導体大手のインテル(INTC.O)やエヌビディア(NVDA.O)が今後の収入源として期待する分野に参入する。
アマゾンが主要な買い手となっているインテル製やエヌビディア製チップはアマゾンのクラウド事業の成長に貢献しているが、一方でアマゾンは独自のチップ開発にも取り組んできた。
アマゾンのチップは販売用ではないため、インテルやエヌビディアの直接の競合にはならない。ただ、アマゾンは自社チップをベースにしたサービスを来年からクラウド事業の顧客に販売する予定で、インテルやエヌビディアは主要顧客を失う可能性がある。
機械学習向けチップ市場は現在、インテルが優位に立っている。エヌビディアも9月には対抗商品を発表した。モーニングスターのアナリストは同市場が2021年までに118億ドル規模に達すると予測している。
🌸 一分野と言えども半導体事業に進出とは、アマゾンはアメーバーや ※ キメラの
ように変幻自在に企業の形態を変えて行く不思議な存在に思えてきます。
※ キメラ、wikipedia
生物学における キメラ (chimera) とは、同一の個体内に異なる遺伝情報を持つ細胞が混じっている状態や、そのような状態の個体のこと。嵌合体(かんごうたい)ともいい、平たく言うと「異質同体」である。
この語は、ギリシア神話に登場する生物「キマイラ」に由来する。近年は「キメラ分子」「キメラ型タンパク質」のように「寄り合い所帯」「由来が異なる複数の部分から構成されている」という意味で使われる例もある。