① ""コーヒー片手に朝食中 庭では大蛇が夜鷹を丸呑み中!豪州で大絶叫(動画)""
2019年05月02日 06時00分
(翼と尻尾がある動物の正体は?)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/23/d5b0a0015fdb062d619e9e6d6b269ee5.jpg)
オーストラリア東部ブリスベン郊外で先月12日、朝のコーヒーを片手に裏庭に出ようとした女性が金切り声を上げてマグカップごとひっくり返る出来事があった。ニシキヘビが軒下からぶら下がりながら、夜鷹を丸呑みしている場面に遭遇したからだ。
爽やかな目覚めのひとときが、一瞬にして葬り去られたのは、ニューサウスウェールズ州クレセント・ヘッドに住むニコラ・ムーア(Nicola Moore)さん。
自宅の裏庭に面したベランダに出て、コーヒーを満喫しようとしたニコラさんの目の前にブランと現れたのは、当ハザードラボでもおなじみのカーペットニシキヘビ(パイソン)。絨毯の模様に似ているからという理由でこの名を持つヘビが、軒下にぶら下がって、大きな口のなかにフクロウそっくりの鳥を呑み込もうとしていたのだ。
② ガマクチヨタカとは…
(木にそっくりのオーストラリアガマクチヨタカ(Wikimedia Commons)
鳥はすでに息絶えているらしく、大きな翼を広げて逆さ吊り状態。ニコラさんは当初、翼と尻尾を持つ得体の知れない巨大な動物が自宅の軒下にぶら下がっていると思い、大声で家族を呼びつけたのだが、落ち着いてよく見ると、鳥はオーストラリア原産のガマグチヨタカだった。
このヨタカは、大きさは全長50センチ近く。フクロウ類が夜の間に飛びながら獲物を狩るのに対して、オーストラオーストラリアガマクチヨタカは低い木の枝でじっとしたまま獲物を待つ。
羽毛の模様が、木の幹の色に似ているため、直立したまま動かずにいると、勘違いした昆虫がやってくるわけだが、その擬態術もニシキヘビには通用しなかったのだ!
( 木にそっくりのオーストラリアガマクチヨタカ(Wikimedia Commons))