(日本の周囲で発達中の台風や熱帯低気圧、ハリケーン(気象衛星ひまわり8号の観測画像))
(進路予測(気象庁) )
(ハリケーン・ヘクターの進路予測(JTWC) )
① ""台風15号 小笠原近海で発生 新たな熱帯低気圧も… ハリケーンの越境はいつ?""
2018年08月13日 10時28分
② 台風14号は中国沿岸に到達し、まもなく熱帯低気圧に変わる見込みだが、12日未明、小笠原諸島の近海で台風15号が発生し、現在、父島の南西沖を進んでいる。また、香港沿岸の南シナ海では新たに熱帯低気圧も発生した。
気象庁によると13日午前9時現在、ラオス南部の滝から名付けられた台風15号「リーピ」の中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速23メートル、最大瞬間風速35メートルで、中心の北東側と南西側では風速15メートル以上の強い風が吹いている。
台風は時速20キロで北西に向けて進んでおり、あす朝には鹿児島県の種子島近海に到達し、その後は東シナ海に抜けて熱帯低気圧になるものと予想される。
また、香港沿岸では新たに熱帯低気圧が発生したが、ほとんど停滞を続けており、こちらも今後の動向が注目される。
一方、米海洋大気庁(NOAA)の国立ハリケーンセンター(NHC)によると、日本時間13日午前9時現在、ハリケーン・ヘクターの勢力はカテゴリー1に弱体化したものの、依然としてミッドウェー諸島に向けて接近を続けている。
現在の中心気圧は988ヘクトパスカル、中心付近の最大風速34メートル/秒。北緯24.2度、西経176.3度の海域を西北西に向けて時速27キロで進んでおり、あすにも経度180度線を超えて、越境台風になると予想されている。
② 越境台風(wikipedia)
平成27年台風第17号の進路。
越境台風(えっきょうたいふう)とは、太平洋で発生する熱帯低気圧のうち、日本の気象庁が観測対象とする範囲(太平洋北西部、南シナ海)以外で発生した熱帯低気圧(ハリケーンやサイクロンなど)が、観測範囲の境界線を越えたことで「台風」と分類されるようになったものをいう俗称。普通、西経域の熱帯低気圧が経度180度線を越え東経域に入るもので、ここでは、これについて述べる。
他にも東経域から西経域に入る台風や東経100度以西に進む台風もある。が、インド洋から域内に入る熱帯低気圧は殆どない。主に8月から9月に発生することが多く、また、近年は発生頻度が増えている[要出典]。
※ この他に"越境"がつく気象用語に"越境汚染"があります。日本では中国大陸からの
PM2.5の汚染による環境問題があります。
③ 環境省
平成28年7月29日
大気環境
""PM2.5越境汚染対策に係る提言 ~青空回復プロジェクト~ について""
今般、省庁を横断する様々な課題に対応するため12の重点テーマが設定され、各府省の大臣政務官の主導により議論の結果が取りまとめられました。重点テーマの一つであるPM2.5越境汚染対策については、鬼木誠環境大臣政務官が主幹事となり、濱地雅一外務大臣政務官、文部科学省、厚生労働省を中心とする関係省庁と連携して、「青空回復プロジェクト」として提言が取りまとめられました。
この提言には、日中韓三ヵ国環境大臣会合の合意に基づき新たに設置される技術ネットワークによる協力などを通じた関係国との重層的かつ有機的な協力の推進、スマートフォンのアプリケーションを通じた情報提供等による汚染状況の見える化、越境汚染による影響をより詳細に把握するためのモニタリングシステムの構築など、科学的知見の集積とその体制整備に関する取組が盛り込まれています。 .
1.「青空回復プロジェクト」の趣旨.
PM2.5による大気汚染が国内外で深刻な問題となっており、PM2.5対策が急務となっています。このことから、PM2.5の越境汚染を省庁横断的な課題として位置づけ、鬼木環境大臣政務官を主幹事とする青空回復プロジェクトが立ち上げられました。本プロジェクトは、関係省庁と連携して今後の具体的な取組に関する提言を取りまとめ、PM2.5越境汚染対策を加速することを目的としています。
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2.「青空回復プロジェクト」の概要.
PM2.5の越境汚染対策に関するこれまでの取り組みをレビューし、今後の取組として以下の提言をとりまとめました。
本年開催予定の日中韓サミットにおける対策の方向性の提示や、日中韓三カ国環境大臣会合の合意に基づき新たに設置される技術ネットワークを通じた情報共有等による関係国との重層的かつ有機的な協力の推進
スマートフォンのアプリケーションを通じた情報提供等による汚染状況の見える化
越境汚染による影響の実態をより詳細に把握するため、連続的なPM2.5の成分分析が可能なモニタリング体制の整備など、科学的知見の集積とその体制整備