◎◎ <朝イチ情報 ; 相場の読み筋> 8月27日
更新 : 20/8/27 8:09(更新予定時間:8:30頃)
△△ 26日の米国株式は、NYダウが前日比83.48ドル高の2万8331.92ドルと反発、ナスダック総合指数が同198.588ポイント高の1万1665.060ポイントと5日続伸して取引を終了。ナスダック総合指数は5日続けて史上最高値を更新した。出来高概算は、NY市場が7億4540万株、ナスダック市場が44億6272万株だった。
○○ 米7月の耐久財受注が前月比11.2%増となり、市場予想平均の同4.3%増を大きく上回ったことを好感。ただ、ジャクソンホール会議での、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を控えていることから、内容を確認したいとする動きもあったようだ。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アップルやアルファベット(グーグルの持ち株会社)、アマゾン・ドット・コムなどが買われ、同指数の上昇を支えた。
◇◇ 27日の東京株式は、堅調な展開か。きのう26日は、方向感に欠けるなか小幅反落となったが、「買い手掛かりは少ないものの、積極的に売る動きも乏しい」(中堅証券)との声も聞かれ、動意薄の状況が続きそう。時事通信社は、米軍高官が現地26日、中国軍が本土から南シナ海に向けて中距離弾道ミサイル4発を発射したことを明らかにしたと報道。米株式の反応をみたいとして、時間外取引での株価指数先物の動きを注視する展開になることも想定される。
¤¤¤⇨ 為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の後半(26日終値は106円30-31銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の前半(同125円51-55銭)とやや円高方向に振れている。
¤¤¤⇨ 26日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、パナソニック<6752.T>、ホンダ<7267.T>、任天堂<7974.T>などが、26日の東京終値に比べ高い。
¤¤¤⇨ シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所終値比60円高の2万3280円だった。
<きょうの個別材料>
○プラス材料
ハイマックス<4299.T>―未定としていた21年3月期第2四半期の連結利益は増益を予想、9月30日を基準日、10月1日を効力発生日として1株を2株に分割
多摩川HD<6838.T>―JTOWER<4485.T>の連結子会社ナビックと資本・業務提携
●マイナス材料
水道機<6403.T>―20年3月期の連結決算は、最終損益が赤字に転落
アイフリーク<3845.T>―21年3月期第1四半期(20年4-6月)の連結決算は、赤字幅が前年同期から拡大
上記の材料はあくまでも相場の参考です。個々の銘柄の株価位置、あるいは相場の流れなどにより、その反応は不確定です。
<きょうの狙い>Sansan=ログミーの株式を取得し子会社化
更新 : 20/8/27 8:09(更新予定時間:8:30頃)
Sansan<4443.T>は26日引け後、ログミー(東京都渋谷区)の株式を取得し子会社化すると発表した。
ログミーは、主なサービスとして、スピーチや対談、記者会見などを全文書き起こしてログ化し、その情報を多くの人に届けるメディアを運営する。同社では、ログミーの子会社化により、同社グループがこれまで培ってきたクライアント基盤やユーザー基盤の活用、営業ノウハウ、データ活用ノウハウなどの導入や、クロスセルの実施等により、両社サービス価値のさらなる向上を目指す。
26日終値は、前日比110円高の5240円。
<ダイジェスト>
H2Oリテイ、グループ会社が「Makuake」で希少なカシミヤを使ったメンズセーターを販売
更新 : 20/8/27 7:32
エイチ・ツー・オー リテイリング(H2Oリテイ)<8242.T>グループのエイチ・ディ ベースモードは25日、クラウドファンディングサイトを運営するマクアケ<4479.T>の「Makuake」で、希少な上位ランクのカシミヤを使ったメンズセーターを販売すると発表した。
すべての生産工場にある「閑散期」を活用し、生産コストを下げて製造することで、品質の良い商品を手頃な価格で届けることが可能になったという。同商品のブランドを「KANSANKI」と名付け、クラウドファンディングサイト「Makuake」で販売。今後は「KANSANKI」をシリーズ化し、良いものを日常で使う喜びを伝えるとしている。
27日午前11時「Makuake」で受け付けスタート。色は、ホワイト・グレー・スモーキーブルー・レッド・ネイビー・ブラックで、サイズはS・M・L・LL。価格は1万3900円+税で、超早割(限定各20枚)で申し込むと25-30%OFFとしている。
26日の終値は、H2Oリテイが前日比9円高の747円、マクアケは同130円高の1万1040円。
ヤマシンF、「ヤマシン・フィルタマスクZexeed」を発売
更新 : 20/8/27 7:33
ヤマシンフィルタ(ヤマシンF)<6240.T>は25日、一般消費者向けマスクの新商品として、「ヤマシン・フィルタマスク Zexeed(ゼクシード)」を開発し、10月から全国のドラッグストアなどで販売を開始するほか、同社ECサイトでは9月1日から先行予約を受け付けると発表した。
今回新たに発売する「ヤマシン・フィルタマスク Zexeed」は、同社のフィルタに関する専門的知見から浮かび上がった、同社がマスクに必要と考える3大要素の「フィルタ性能(ろ過性能)」「密閉性(もれ率)」「息のしやすさ(通気性)」を追求したという。メーカー希望小売価格は3枚入りで825円(税込み)としている。
26日の終値は、前日比6円安の1261円。
ミズノ、新開発の高反発ソール素材を搭載したウォーキングシューズを販売
更新 : 20/8/27 7:33
ミズノ<8022.T>は25日、新開発の高反発ソール素材「MIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)」を搭載したウォーキングシューズ「ME-01(エムイーゼロイチ)」を、9月15日から全国のミズノウォーキング品取扱店で販売すると発表した。
「ME-01」は、従来のミッドソール搭載モデルと比較し柔らかさが約23%、反発性が約14%向上した新素材「MIZUNO ENERZY」をミッドソール全体に搭載した。その結果、より楽に感じて楽しく歩けるウォーキングシューズが完成したという。発売から1年間の販売目標は国内で2万足を計画している。
26日の終値は、前日比14円安の1916円。
ロート、界面活性剤を使わないクレンジング剤の製剤技術開発に成功
更新 : 20/8/27 7:34
ロート製薬<4527.T>は25日、顧客の肌の健康に加え、環境面へ配慮しサスティナブルな社会の実現を目指したスキンケア技術として、界面活性剤を使わないクレンジング剤の製剤技術開発に成功したと発表した。
同技術は一般的なクレンジング技術と同等のメイク落ちを実現するとともに、肌へ保湿効果を付与することを確認したという。今後、クレンジング製品をはじめとするスキンケア製品などに応用するとしている。
26日の終値は、前日比30円安の3505円。
KDDI、KDDI総合研究所および東京医科歯科大学と「スマホ依存」の調査と解明を行う共同研究を開始
更新 : 20/8/27 7:34
KDDI<9433.T>は25日、KDDI総合研究所および東京医科歯科大学と、東京医科歯科大学のネット依存外来の患者に対する実態調査を通じ、「スマホ依存」の調査と解明を行う共同研究を同日に開始したと発表した。
今回の共同研究では、従来の患者への主観的なヒアリングに、スマートフォンの利用状況など客観的な各種ログデータを組み合わせ、患者のスマートフォンの利用状況を測るための客観的な指標を定義。患者本人や医師とも共有することで、医療機関での治療や治療効果の検証などへの活用を目指す。また、同共同研究の成果やデータの分析結果をもとに、「スマホ依存」の改善・予防アプリの開発にも生かすという。
26日の終値は、前日比14円安の3329円。
キヤノン、在宅勤務に対応したコンパクトな複合機を発売
更新 : 20/8/27 7:34
キヤノン<7751.T>は25日、ビジネスインクジェットプリンターTRシリーズの新製品として、ADF(自動原稿送り装置)を搭載したコンパクトな複合機「TRSOMPOH」を、9月10日に発売すると発表した。
「新しい生活様式」の促進に伴い、在宅勤務を実施する企業が増加し、仕事を自宅で行う人の割合が増えていることに対応した。新製品は、原稿を連続して読み取ることが可能なADFを搭載し、複数枚の書類や資料を効率的にコピー・ファクス送信できるコンパクトサイズのビジネスインクジェット複合機。また、学習や遊びに関する多様なプリントを、簡単・便利に印刷することが可能という。
26日の終値は、前日比29円安の1859.5円。
ミナトHD、ISCを利用した位置検出システム開発に向け安川A&Dと実証実験
更新 : 20/8/27 7:35
ミナトホールディングス(ミナトHD)<6862.T>は25日、グループ会社のミナト・アドバンスト・テクノロジーズが、インテリジェント・ステレオカメラ(ISC)を利用した位置検出システム開発に向け、安川オートメーション・ドライブ(福岡県行橋市、安川A&D)と実証実験を開始すると発表した。
今回の実証実験では、安川A&Dのクレーンシステム内に設置した複数のISCが、つり荷の目標着床場所の正確な位置情報等を計測し、正確で効率の良い荷役作業が行えるよう、操作性と安全性を向上させるソリューションの構築に向けて取り組むという。
26日の終値は、前日比30円高の494円。
ベストワン、主要取扱船会社であるコスタ・クルーズが地中海で一部運航再開
更新 : 20/8/27 7:35
ベストワンドットコム(ベストワン)<6577.T>は25日、主要取扱船会社であるコスタ・クルーズが、地中海で、一部運航再開をすることを発表したことを明らかにした。
主要取扱船会社であるコスタ・クルーズは、9月6日から「コスタ デリチョーザ」、同19日から「コスタ ディアデマ」による地中海クルーズを再開することを決定したという。同社では、2隻の乗客はイタリア人に限定されるものの、ヨーロッパを中心に運航再開の動きが出てきていることから、しっかりと情報収集を行ったうえで、各船会社と連携し販促強化を図るという。
26日の終値は、前日比98円高の1919円。