金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

こみあげる

2014年11月20日 19時36分07秒 | 日々あれこれ
グワ~っと・・・


今朝、出張していた坊守が帰宅。
ひたむきに歩む姿に脱帽です。

「雨だったの、ごめんね~」
「分かりました」

夕方のお荘厳の前に洗車です。
トリップメーターを見ると800キロジャスト。
これぐらいの距離は普通に走ります。
「しかし、お前はよく走るよな~」ってハンドル擦るコイツ。
愛おしくてたまりません。

アニメ「イニシャルD」
主人公の藤原拓海は愛車86トレノをこよなく愛する。
中学生からハンドルを握り(漫画ですから許してください)
家業の豆腐を山越えで走り配達する毎日。
早く帰りたい一心で高速でコーナーを曲がれる技術を体得していく。
いつの間にか敵知らずの走り屋になっていくのです。

その父、文太。
その拓海が叶わない唯一のドライバー。
その文太が配達から帰ってきた86のタイヤを擦りながら言うのです、
「うまくなったな~」って。
たとえ一緒に乗らなくてもタイヤの減り具合でどんな走りをしているのか分かるというのです。

お~、すげ~!
やっぱ、文太凄いよ!

文太のレベルではありませんが
いつも坊守の出張して帰った車を洗車しながら思うのです、
「晴れた道、雨の道、泥の道、偶には雪道・・・
 いろんな道を一生懸命走ってくれるね。
 ありがとう・・・」
ってこみ上げてくるような思いの中、撫でるように洗車しています。

愛しくてたまりません。

高倉健さん往生の後、
暫し「男はつらいよ」は横に置いといて
ハードディスクに録ってある健さんワールドを観ています。
やっぱり「幸せの黄色いハンカチ」なのかな~って最初に観ました。
もうず~っと涙が溢れて仕方ありませんでした。
いつもどの映画を観ても身震いするような感銘をを受けるのですが、
今までとはちょっと違う感じの涙の出方・・・

やっぱり「残念だな~・・・」って。

どれだけの人をそんな思いにさせるのでしょうか・・・
「ありがとう」いっぱいにとってある映画全部観ようと思います。
コメント
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