金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

何事もなかったように

2018年11月23日 19時17分04秒 | 日々あれこれ
穏やかに・・・


7月の豪雨災害。
大変な状況の中、
ひたむきに復興に歩まれた。

そんなことがあったのかっていうような
穏やかな空気が流れる。

義父を案じ
息子と肩を並べ座り
孫を膝に抱く
そのお顔は優しく微笑まれていました。

何もすることもなく
以前と変わりない仏間に
エラそうに特等席に座るコイツ・・・


土石流が流れ始め
孫を抱きかかえ安全なところに移し
急ぎ帰り
年老いた義父を背負い安全なところへ。

当時聞いたご主人の行動・・・

阿弥陀さまは
「十方衆生を救う」とおっしゃられながら
網を放ちて全部をって救い方ではありません。

「衆生ごと・・・」

正にひとりひとり立ち向かい
しっかりと抱きしめてくださる親心でした。


そんなことを思いつつ
今日も阿弥陀さまに向きを向かせていただいたひと時。
コメント
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