東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

happen のはなし

2018-07-13 11:31:47 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

中3の英語教科書に、
It must never happen again.
(それ[戦争]は二度と起きてはなりません)
という文があります。

この happen は、「起こる」という意味で、この類義語に chance、occur、take place があり、これらの違いについて 現代英語語法辞典 に次のようにあります。

happen
 一般的な語で、物事が偶然起こることを意味するが、原因が明らかで計画的に起こることにも用いられる
 If you happen to see Jane,ask her to phone me.
(もしひょっとしてジェーンに出会ったら電話するように言ってください)

chance
 原因や計画の欠如を含意し、出来事の偶然性を強調する語
 I chanced to run into her at the library.
(私はたまたま彼女と図書館で出くわした)

occur
 happen としばしば交換して用いられるが、 happen より堅い語で、特に具体的な出来事についてその時間・場所を記述する場合に用いられる。偶然の出来事だけでなく計画的な出来事にも用いられる。
 The accident occurred [happened] at a dangerous crossroads.
(その事故は危険な交差点で起こった)

take place
 通例、あらかじめ計画されたまたは取り決められた出来事が、ある特定の場所・時間に起こることをいう
 The first meeting of the committee took place on 9 January.
(その委員会の最初の会合が1月9日に行われた)

 ただし、偶然の出来事の場合にも take place が用いられるようになってきている
 I’m standing on the median of George Washington Parkway,where the tragic accident took place at approximately three-fifteen this morning.
(ジョージ・ワシントン・パークウェイの中央分離帯に立っています。今朝3時15分ころあの悲惨な事故が起きた所です)


頭に入れておくと役に立つかもしれません。