
なんとも過激なタイトルの本である(^_^)
ご承知のとおり、アマゾンもウーバーも現代社会における利便性を追求した最たる結果...である。
私自身、まだこの本は読んでいないが、書評を見る限り、イギリスの産業革命に始まり、我が国でも"女工哀史"と言われた時代を経て、現代社会においてもなお、場所を工場からアマゾンの倉庫、あるいはウーバーのタクシーといったカタチに代えて続いている...というのである。
利便性の追求、"速さ"を追求した過剰なサービスは、それを支える現場の生身の人間に容赦なく降りかかってくる。
尊厳を度外視された単純労働、行き過ぎた管理は、そこで働く人間の心を消耗させる。
心とつながっているカラダは、その喪失感を埋めるため、ひたすらタバコや脂っこいポテトチップスを求める...
インターネットの爆発的な普及で、われわれはワンクリックで望みを叶えるコトが出来る。
「お急ぎ便」「本日中にお届け🎵」「注文から24時間以内に」...
よくよく考えてみれば、コチラは、注文した側はさほど急いではいない(^_^)
2、3日遅れても別に支障は無い(^_^)
死ぬこと以外はかすり傷🎵
だなんて、よく聞くコトバだけど...(^_^)
むしろ、「今すぐ」を要求する緊急性を帯びたモノは、極端な話、命に関わるコト以外に無い。
別に注文した本が今すぐ手元に届かなくても、私は死ぬことは無い(^_^)
世の中は「過剰な」サービスで溢れている。
先日、デスクワーク等でカラダがコリコリになっている人は、性格的にがんばり屋さんな人🎵と書いたが、本人の性格によるところばかりではない。
実は本人はのんびり屋さんなのに、そこで働く現場が容赦なくスピードを要求し、それに無理矢理乗らざるを得ないのかもしれない。
話は変わるけど、先日、オルレのコースを歩いていると、なんと、コースの山道がバイパス建設の道路工事ではげ山にされていた❗
すでに幹線道路は充実し、大渋滞もなく、一応スムーズにクルマは流れている。
にもかかわらず、こうして山を切り崩してでもバイパスを造らないといけない理由が私には解らない。
うがった見方をすれば、行政と一部の建築業者が癒着し、造らなくてもイイ道路を建築業者の存続の為に造っている、としか思えない(^_^)
日本の国土は狭く、更に山が多い。
だから、時には山を削らなければいけないコトもある(^_^)
が、あえて削る理由も無いのに山を削るとどうなるか?
一昨年の梅雨時期の集中豪雨によって山の片側斜面が総崩れになって麓の朝倉市に甚大な被害を及ぼしたのは記憶に新しい。
私たちは利便性を追求し過ぎる余り、結局は自分達で自分達の首を絞めてきたのではなかろうか?
スピードを、緊急性を要するモノは、極端な話、人の命に関わるコト以外は何も無い。
長年、長ーい距離をゆっくり半日以上かけてダラダラと走っていると気付くコトがある。
自然の美しさ、素晴らしさ...息づかい...
それらは、ゆっくりだからこそ、見えてくるモノ💖である。
〈追記〉

微笑みの国💖ブータン🎵
美男美女の国王夫妻が素晴らしい微笑でわれわれ日本国民を魅了したのは、まだ記憶に新しい🎵
その、貧しくとも?幸せな国🎵ブータンで異変が起きている?
なんと、経済発展と共に、オフィスで時間に追われて一日を過ごす人が多くなり、ブータン国民にも我が国に劣らず?ストレスが浸透しているようなのである。
あの微笑みの国、憧れの国が...
ブータンよ、今ならまだ、間に合う🎵
過剰な利便性を追求するな❗
そしていつまでも私たちにとって、あの憧れの微笑を振り撒いておくれ(^_^)
#welovegoo
#ウーバー
#アマゾン
#ブータン
#ゆっくりだからこそ見えてくるもの