へんないきもの日記

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ウルトラマラソンを斬るー!④ なぜか回を重ねるごとにタイムが遅くなる・・・野辺山

2013-10-21 06:52:02 | 旅とランニング
 サロマの次に私が挑戦したのは、長野県は八ヶ岳のふもとで行われる野辺山100kmである。正式名称は、「星の里八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン」と、確かそんな名前だったと思う。とにかく、長くて覚えられないんで、我々ウルトラ仲間の間では「のべやま」と呼んでいる。その大会も、今朝、ランナーズを見て気付いたのだが、来年で20回目を迎える。今や、ウルトラの大会の中でも老舗中の老舗的大会なのだ。

 その野辺山に第2回か3回の時に参加した。

 福岡から羽田に飛び、そこからあずさ2号かなにかに乗って行った。実に遠かった。

 ツアー会社にすべてお任せの宿だったが、数ある宿の中で、レストラン併設のしゃれたペンション風のホテルにあたった。

 チェックインの際、明日のゴール後の夕食のメインは何にしますか?と聞かれ、迷わず、「肉」と答えた。果たして100km走った後、見事、ステーキをたいらげ、赤ワインもおいしくいただいた。(なかなか他の人は、これが出来ないようである。本当に丈夫な我が胃袋には、ただただ「感謝」である。)

 さて、平坦で走りやすかったサロマに比べ、ここの大会は、実に起伏に富み過ぎていた。さらには、阿蘇の80km前後に訪れるような登りが後半に控えている。

 だから、その後2度走ったが、この大会は走れば走るほどタイムが遅くなる。コースを知れば知るほど、後半の登りを歩いてしまおう、と脳が勝手に思うらしい?

 初めての野辺山は12時間11分でゴールした。サロマより1時間半も余計にかかった。同じ100kmでも、コースによってこんなに違うんだ、と思った。フルでは1時間半も違う、なんてありえないことだ。

 でも、ゴール近くなってからの登りで50km参加の男性を抜くのは、ある意味「快感」だった。

 2回目の時は、確か、旅館風の宿で相部屋だったと思う。ゴール後、みんなで旅館の壁を伝って部屋にゴールした(笑)女性数人の部屋で、その中に滋賀出身のIさんもいた。実に話題のおもしろい人だ。そして、萩でエイドをしているNさんもいた。彼女を通じて、萩の大会要項をもらった。

 すでにこの時は、100kmのレースも10本くらいこなしていたと思う。そんな中、国内で最長の250kmレースがあると風の便りで聞いた。それが萩往還250kmだ。でも、どうやって申込書を手に入れたらよいのかわからない。そんな中、初めて大会に関係する人と接触できたのだ。やはり、人生は「出会い」である。

 でも、私が250kmに参加するようになったのは、もう1年後、100kmを始めてから2年後のことである・・・
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