関西も梅雨に入った。今年の梅雨は、晴れたり降ったりの梅雨模様でじとじと長雨が続くことはなさそう。この季節、晴れた日は遠くが良く見える。神戸から対岸の岸和田や貝塚、泉大津あたりが見える。ただ見えるだけでうれしい。遠くに見える光景にいろんな思いが重なってくる。逆に対岸から神戸を眺めて見たくなった・・・。
大阪駅に隣接する大阪駅前第1ビルから第4ビルまでの地下1,2階は多くのレストランや食堂が引きめき合って、周辺のサラリーマンや観光客の胃袋を満たしている。私は、時折第3ビルB2の「ぶどう亭」を訪ねる。ここはハンバーグとステーキの店と書かれているが値段も手ごろで、飽きない美味しい洋食を提供している。そのため昼時など店の前に客が並ぶ。今日はビーフカツレツを戴いた。一口含むとジューシーな肉汁が口に広がり、いつもの味だと。安心した。私のお薦めの店の。
時折、湊川商店街を散歩を兼ねて訪ねる。ここは神戸の庶民の台所。山の手の商店街とは趣が異なる。魚、野菜、お惣菜・果物・菓子となんで有りの商店街。魚は午後2時ごろから昼網が並び、取り立ての魚が店先で跳ねる。比較的高齢者の客が多い。店の数は半端で無いが、それぞれひいきの店があり、そこかしこで声の掛け合いが楽しい・・・。
今朝は雨。そぼ降る雨に空も曇っている。ここのところ、初夏の様相。今年の夏はどうなるのか心配。夏を思わせる日照りも苦手だが、そぼ降る雨もうれしくない。午後になると曇り、夕方には晴れてくるらしい。雨のち晴れとお天気の移り変わりを楽しもう・・・。
ここ数日のブログはロシアのレンズを使用。「ORIONー15」28mmf6。マニュアルレンズ。マニュアルレンズ??の方が多いと思った。簡単に説明すると今のデジカメは普通、オートフォーカス。このレンズは自分で距離を測って合わせる。相当古いもの。しかし、絞りを絞っていればピント合わせは不要。たいてい普通に写る。前置きが長くなったが色合いも面白くよく写る。自己満足のレンズ。
神戸のDAIMARUで「アントワーヌ・アンリ」油彩画展が6月9日まで開催されている。そこに豊かな色彩の中に印象的な世界が広がっている。サブタイトルは、「南仏の光と幸福の色彩」。6日と7日は作家が来場するとのこと。価格もそれほど高くない。独特の色彩とマチエールが私を待っている。「どうぞお買い求めください」と・・・。