木曜日の１３時からの上映に出かけた。映画館（神戸アートビレッジセンター）に着いたのが１２時４０分。時は既に遅し。９４席しか座席が無く空しく引き上げた。今日は同じ轍を踏まないように２時２０分上映予定なので１時３０分に会場に着いた。２３番目にめでたく入場できた。にわか作りの座席だったが、主演のジャンヌ・モローの貫録が映画に重みを与え秀作の出来。ただクロワッサンが貰えるとのうわさは残念なことになった。
昨年の１０月に神戸に引っ越した。もう少しで１年になる。その間にいろんなことがあった。仕事も切りを付けた。一週間丸々自由になると思いわくわくした。それでもわくわくの日々は長く続かなかった。又、運動不足から健康も懸念した。大学で勉強しようと手続きもしたが、断念した。しかし、一年の間に自分のペースもつかめ、週２日は、ボランティア。一日は趣味の木工教室。もう一日をハイキングと時間が詰まり出した。又、友もできてあちこちに出かけることも増えた。もうしばらく今の生活を続けて見ようと思う此の頃。
今日の日中はカラリトしていたが３０度近い夏日。日差しが強く外に出るのに躊躇した。火・水と三宮から東に２０分近く歩いて通っている。割と歩きやすい道だけど夏の日差しは辛い。これからは過ごしやすい季節になるが冬は都心と言えどかなり寒い。これからしばらくは歩くのに楽しい季節が待っている。
明石の「菊水」へ行った。一人では躊躇し入れない様な門構。地元の友達の案内で入った。お昼であったのでちらし寿司に一杯の生ビール。格式のあるお店で味も良かった。つきだしに出されたタコの子に感動した。凌とした雰囲気の中で暖簾を守る難しさもあろう・・・。
９月７日（土）曇り小雨。今、縁あって賀川豊彦の「死線を超えて」を読んでいる。３巻からなる長編で、１９２０（大正９）に改造社から出版。大ベストセラーになった。復刻版でＰＨＰ協会から出版を読み始めた。最初は哲学書を読んでいる様で中々進まなかったがだんだのおもしろくなった。神戸での働きが活写されていて知っている地名も出てくる。全巻読み終えるのにもう一週間近くかかりそう。しばらく好きな本が読めそうに無い。部屋が涼しくなりエアコンのスイッチを切った。
まだ夏の余韻は残っているけれど高い空を見ていると、確実に秋が近づいています。今日は夏草の上を伊川沿いに明石へ向けて歩きました。ただひたすら歩きました。ほぼ９ｋｍ近く歩いたので私の足はもう歩きたくないと駄々をこねています。一杯の生ビールを求めて歩きました。
「昨日の雨はすごかった」あちこちでこんな会話が飛んでいた。今日は少雨は降ったが、やがて晴れ間が見えてきた。明日は穏やかな天気になりそう。今日は、友の自宅に呼ばれ、お昼をごちそうになった。今月の終わり頃、京都に行こうと話が進んだ。神戸からはＪＲで乗り換えなしで京都に行ける。秋の京都どこに行こうかと今から楽しみ。錦市場で昼食もいいか。イノダコヒーもあったな。これからいろいろ考える楽しみが増える。
日本列島あちこちで荒れ模様。竜巻が起こり、猛烈な雨が降った。神戸も３時前に叩き付けるような雨に見舞われた。小さなことであるが、趣味の木工教室も中止になった。５時過ぎには空が明るくなりこの季節には珍しく遠くの風景がくっきりと見えた。カメラを取り出し、構えてみるとなんと虹が出ている。うれしくなって数枚撮影。その後出かけたがあちこちで携帯電話で虹を撮影していた。何年ぶりにかに見る虹に願をかけることにしよう。
今日は一日読書。静かな場所で一人静かに本読み。たくさんの本が読んでと待っています。明日は、趣味の木工教室の最終日。終わって近くで打ち上げとか。次回の申し込みをしたが。どうなることか？もう少し続けたい。どんな作品を作るか楽しみにしている。外は、激しい雨。散文でごめんなさい・・・・・。
神戸の海文堂書店が９月３０日で閉店することになった。１９１４年に創業され「海」、「船」、「港」の専門書として発足。１９７０年に現在の姿になった。単に本を売る店より、神戸の文化を代表する店であったが時代の波に翻弄された。２階に古本屋の「波止場」があり、週一度は訪ねる私の居場所でもあった。そこにあったものが消えていく、あと何回行けるのかと考えた。
