鎌倉時代の僧侶、無住の言葉に
『何があろうと、喜び
すぎたり、悲しみすぎ
たりしてはいけない、
なぜなら福の神と
貧乏神はいつも連れだ
って歩いているのだか
ら』
といった内容の言葉を残しています。
少しばかりの幸運や不運にのぼせあがったり、落ち込んだりするな。
ものごとには、
「原因と結果(因と果)
があり、それをとりもつのが
縁である。」
どちらに転ぶかは分からないからだと言ってます。
「少しの喜びに有頂天になっていたら、
そのあと事故して悲しい目にあった。」
というような事があるので、
喜びも、悲しみも
『一瞬ですませ』と教えています。
喜びも悲しみもあの世まで持っていけないから、すぐに捨てなさいと。
たしかに、
「結果オーライ!」
もあるし
「失敗した!」
もあるし、どちらに転んでも不思議ではない
のだから、
『不動の心』
を忘れるなと戒めています。
いま試練の波に
翻弄されている貴方
先に不安を抱えている
貴方
どうぞ手を合わせ
貴方のご先祖様に
お地蔵様に
観音様に
悩みを引き取って
もらいましょう。
悩みがなくなった時、
お礼を忘れずに。
勇気と自信を持って
今日を生きましょう。
合掌