グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

方向感のない東京市場、主体性所見されず

2013年05月24日 | 株式

日径225は米国市場の動向を観測し、オープンより約3%近く上昇15007円、しかし午後に入ると反落をはじめ14000円を一時割り込む展開となり、その後値ごろ感から買いが入り上昇をはじめ14612.45 +128.47 +0.8%、TOPIXは 1194.08 -5.74 -0.4%で4終了しています: 米国にて今夜発表になる耐久消費財受注件数はある意味では経済環境の先行指数とみる傾向があります、予測値は4月 -1.5%です: アジア市場では上海 +6.40、香港ハンセンはー25.63とあまり大きな変動は所見されません: 8.30AMの上記指数が予測を外れるか(上下ともにいずれも)、予測の範囲化で週末の取引を終了します: 無論これから始まる欧州の影響も十分にあるでしょう。異本円は円高にぶれています:


日本市場のイムパクト冷静に受け止めた米市場

2013年05月24日 | 商品市場

ダウ 15294.50 -12.67 -0.08%: ナスダツク 3459.42 -3.88 -0.11%:S&P500 1650.51 -4.84 -0.29%: 10年債券 イールド 2.0220%: Japan Index Fund ETF (EWJ)は米市場にて当初の1時間以内で前日の引け値 12.13ドルから7.2-3%低い数値まで下降しましたが、11.62ドル -0.51 )-4.20%)まで戻し終了しました、本日東京市場にては買い戻しが入り3.20%回復した数値が出ると観測します: EWJはTOPIX と連動性をもつETFです:どのような展開になるか注目します: ETFの米国市場ではITBやXHBなどが堅調です:(ホームビルダー関連):

商品市場: CRB商品指数 286.03 -0.30: WTI原油先物 94.22 -0.03: ブレント原油先物 102.44 -0.16 :天然ガス 4.27 +0.01: 金先物 1390.30 -1.50: 金現物 1391.80 +0.75: 銀先物 22.53 +0.02: 銅先物 331.45 +1.05: プラチナ現物 1456.28 -4.00: 穀物先物:コーン、小麦、大豆等いずれも堅調に推移しました;しかし商品市場で顕著な活性は所見できません:

為替市場:UD-USD 0.9701(回復しません): USD-JPY 102.18 (一時101.円の水準まで円高でしたが102.前半で推移しています: USD-CNY 6.1345: USD-BRL 2.0450: GBP-USD 1.5102: USD-CHF 0.9696: EUR-USD 1.2930: 比較的冷静な市場展開です: 

中国の経済環境並びに金融市場には冷静な観測が必要です:特に過剰な資金の流動性からシャドウバンキングといわれる不良債権が流通し始めており、一時の米国のリーマンショツクのの前夜を連想させます: 筆者は今日の東京市場は3-4%上昇するのではと観測します、問題はヘツジファンドを取引する投資家の動向次第のような気がしますが* 日本の債券市場の動向も大きく影響するでしょう: 日本円は102円の水準内で推移するとみます:

筆者は来週の日本市場の展開次第では(買い場)を探します:EWJ