盛田選手現役引退！お疲れさまでした

2016年シーズンまでヴァンフォーレに所属していた盛田選手の現役引退が発表されました。


盛田選手は1976年生まれの現在41歳。FWの選手として名を馳せて1999年に浦和でプロのキャリアをスタートさせると、C大阪や川崎＆大宮と渡り歩き2004年に広島に移籍します。広島ではポジションをDFに転向して才能が開花。2011年まで8年間在籍し105試合のリーグ戦に出場しました。ヴァンフォーレにやってきたのは2012年シーズン。4バックを採用するチームで山本選手とともにCBを構成し、25試合に出場。ヴァンフォーレのJ2優勝＆J1昇格に大きく貢献しました。戦術が途中で変わった2013年シーズンは10試合の出場に留まりシーズン終了後にチームから契約満了を告げられますが、来シーズンのチーム編成の関係からFWの選手が足りなくなったことも影響し、ヴァンフォーレと異例の再契約を結びます。再びヴァンフォーレの選手となった盛田選手。契約した2014年シーズンからはFWにポジションを再転向し、29試合に出場しチームトップタイの5得点を挙げる活躍を残すなど、プロキャリアとして第3の花を咲かせます。その後2シーズンFWの選手として189cmの高さを活かしたプレーを披露するものの、次第に出番を失っていき2016年シーズンをもってヴァンフォーレの退団が決まります。ヴァンフォーレを退団した2017年シーズンはJ2のザスパクサツ群馬に加入。豊富な経験を活かして若い選手が揃っているチームを引っ張っていく役割を期待されていたのですが、なかなか自身のコンディションが整わず、またポジション争いに後手を踏んでいたこともあって出場した試合すべてで途中出場。リーグ戦10試合の出場（無得点）に留まりチームにほとんど貢献できませんでした。シーズン終了後に自由契約となり、その去就が注目されていました。





ヴァンフォーレで4シーズンプレーした盛田選手。ヴァンフォーレ加入当初はDFとして頭角を現し、その2年後には城福監督によってFWにコンバートされて活躍。FW→DF→FWとポジションを変えてもその存在感を大いに示す前例のほとんどない異色の経歴の持ち主でしたね。ヴァンフォーレに在籍した36歳から40歳までという年齢の間で、ベテラン選手が様々なポジションに挑戦＆勝負しがむしゃらに戦っていく姿に多くのサポーターが共感し頑張る勇気をもらったという方がたくさんいると思います。自分もその一人でした。また独特なオーラを放つ盛田選手の存在感も魅力的で、ラーメンを愛するというサッカーとは別の特徴が広島時代同様ヴァンフォーレ在籍時にも存分に発揮されていました。ヴァンフォーレのホームゲームや山梨のイベントでは、数回に渡ってラーメンや麺料理の商品コラボに携わっていて、オリジナル料理をサポーターや県民に提供するなど‘食の盛田選手’としても知られていました。









群馬を退団し現役引退を表明した盛田選手。今後は浦和レッズハートフルクラブのコーチに就任します。子供たちにサッカーの楽しさやサッカーを通じて心を育む活動の中で、子供たちから愛される優しいコーチになってほしいですね。そして他のセカンドキャリアとして料理人の道も捨てていないようなので、もし機会があったらヴァンフォーレのホームゲームでラーメン屋やお好み焼き屋さんを出店したり、山梨県内に美味しいお店をぜひとも出してほしいですね。そのときはもちろん食べに行きます！


…盛田選手19年間のプロサッカー選手生活お疲れさまでした。次のキャリアでも頑張ってください！







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※おまけ
イコマ（生駒）の部屋 vol.61　～今季限りで退団するヴァンフォーレ甲府ＤＦ盛田選手が最後？！の出演！あの情報もイコマの部屋だけで！！～

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ヴァンフォーレでの盛田選手と言えば忘れてはいけないのがこの動画。この動画は2013年のシーズンオフにチームから一旦契約満了が告げられた際に撮影されたのですが、その状況を大胆に突っ込まれている盛田選手の普段見せないような表情が見ものだと思います。今から約4年ほど前のものですが、何度見ても2人のやり取りが面白いですね。