ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

マイク世界挑戦への道5~移籍先決定~

2011-12-21 | Weblog
さらなる高みを目指すヴァンフォーレ甲府に所属しているFWハーフナー・マイク選手を応援する企画の第5弾。今回は海外挑戦が決定的になっているので移籍先についてや、そこで活躍してアピールするためにはどうすれば良いのかを考えてみたいと思います。

まずは今シーズンの成績から。ヴァンフォーレは残念ながらJ2降格が決まってしまったシーズンでしたが、ハーフナー・マイク選手はその低迷するチームの中で一人気をはく活躍で、得点ランキング2位の17得点を挙げました。得点数も素晴らしかったのですが、試合出場数もチームトップの32試合に出場しており、ヴァンフォーレにとって絶対的な存在になっていましたね。昨シーズンJ2で得点王に輝き、J1に昇格した今シーズンは自身の真価が問われていましたが、そのJ1の壁をあっさりと越えて日本代表にも定着するなど充実したシーズンだったと思います。

しかしJ1で結果も残せてより自身のレベルアップを図りたいところで、来シーズンチームはJ2に降格します。J2にいると自身の夢でもある海外挑戦が縁遠くなってしまうということで、彼はヴァンフォーレからの(海外)移籍を決断したのだと思います。そして本日その移籍について契約合意の発表がありました。その移籍先はオランダ。今シーズン終了後彼のもとには様々な獲得へ向けてのオファーが届いたようで、そのなかには国内トップクラブやドイツのヴォルフスブルク、イングランドのクラブなども含まれていたと言われています。様々な選択肢から彼が選んだのはオランダリーグのフィテッセというクラブで、今年の冬から2年半の契約になるようです。

オランダリーグのフィテッセ。現在リーグで6位に位置しており、近年着実に力をつけているクラブ。シーズン後半戦優勝を狙っていくにあたって前線での高さを課題としていたクラブと海外挑戦で成功してやろうという志しを持っているハーフナー・マイク選手の両者の思惑が一致した形となりました。また元G大阪のDF安田理選手も在籍していて、その点では海外初挑戦の環境面での‘心細さ’はないと思いますね。しかしその点では長谷部選手が所属するドイツのヴォルフスブルクを選んでも変わりなかったと思うのですが、それではなぜ彼はオランダの地を選んだのでしょうか?

それはハーフナー・マイク選手がオランダ語と英語を話せるからだと思います。彼のプレースタイルは最前線で空中戦のターゲットとなり得点を狙うセンターフォワードの仕事を任されます。成功して得点を量産するためには単独で突破していくのではなく、周りのサポートを得て連携して良いパスを受けなければ彼は輝かないと思います。そこで重要視したのが‘コミュニケーション’。多国籍な選手でチームを構成している今の欧州クラブの流れがありますが、やっている場所はオランダ。当然オランダ人の選手&指導者は多く、オランダ語でのコミュニケーションがチームの主流となるはずです。ハーフナー・マイク選手がその人たちと違和感なく会話に入っていけることはとても重要な要素で、自分の特徴ややりたいプレーなど通訳を通じずに自身の言葉で主張することが出来ます。それは他の外国籍選手にはなかなか出来ないこと。シーズン途中の加入で早急に結果を出さなければいけない彼にとって、この環境を選択したことは正解だと思いますね。あとチームメートの安田選手からオランダサッカーの特徴やチームメートの性格、オランダでの生活のことまでいろいろなことを聞けるのも彼にとってプラスになることでしょう。

唯一の不安は冬移籍ということ。日本ではこの時期シーズンは終了していますが、ほとんどの欧州リーグはシーズン真っ只中。しかもリーグ後半戦へ向かっていく大事な期間なので、チーム力をアップさせて巻き返しを図るために各クラブ補強を行います。そのほとんどが即戦力となる選手を望んでいるので、今回のハーフナー・マイク選手も契約こそ2年半ありますが、早く結果を残さないといけない存在といえます。この半年で活躍してある程度の存在感を示せれば良いのですが、もし出遅れてしまったら夏にさらなる新戦力が入団してきて厳しいポジション争いとなります。そこに苦しい立場で行かないためにも、ハーフナー・マイク選手には加入から1~3試合ほどでの移籍後初ゴール、今シーズン残りの試合で一桁後半くらいのゴール数がほしいですね。


ヴァンフォーレにとって彼の移籍はとても痛い戦力ダウンとなりますが、J2に行くクラブがはるか上の存在となってしまった彼を引き止めておくことはもう出来ません。彼の夢を応援しながら、クラブは彼にもう一度戻ってきたいと言われるような魅力的なクラブに成長しなければいけませんね。そのためには今年J2でチーム力をつけてJ1に上がる精神面の強化も図る必要があります。もしも今後フィテッセから他のクラブに移籍を考える機会が訪れるのならば、選択肢の中にヴァンフォーレの名前が挙がるような存在になりたいですね。

ハーフナー・マイク選手のオランダでの成功を願っています。そしてヴァンフォーレからは離れてしまうのですが、このコーナーではハーフナー・マイク選手の今後の活躍を定期的に追っていきたいと思います。お楽しみに♪




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

最新の画像もっと見る

コメントを投稿