ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

水戸ホーリーホック戦見どころ紹介

2019-07-30 | Weblog
前節岡山にホームで逆転負けを喫したヴァンフォーレ。連敗ということと、ここ最近5試合で1勝4敗の成績はJ1昇格を目指すチームにしては致命的な傷となります。崖から転げ落ちそうになっている状態を食い止め、再び崖を這い上がっていくためには水戸戦での勝利が求められます。中3日の厳しいスケジュールとなりますが、疲労面では相手も同じ条件。あとは選手の組み合わせによってチームが活性化する可能性があるので、伊藤監督の選手を見極める手腕も今回注目してみたいですね。


【水戸ホーリーホック】
◇今シーズンの成績◇
11勝10分け3敗(勝ち点43) 3位
◇ここ最近5試合のリーグ戦成績◇
→△△○○△
◇注目選手◇
小川選手、黒川選手、志知選手
◇予想スタメン◇

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。 

◇前節の試合ハイライト動画◇
【公式】ハイライト:アビスパ福岡vs水戸ホーリーホック 明治安田生命J2リーグ 第24節 2019/7/27



水戸の基本フォーメーションは4-4-2。水戸の指揮官に就任して2年目を迎える長谷部監督のもとでチームは着実にチーム力をつけており、昨シーズンは10位フィニッシュ&今シーズンは春先に一時調子を落としたものの序盤戦の快進撃により勝ち点を稼ぎ、最近の復調によってまた順位をジリジリと上げてきました。現在は6戦負けなしの3位とJ1自動昇格圏内を争っており、昔のイメージとはかけ離れた強い水戸のチームができあがっています。


☆水戸の攻撃の中心は黒川選手
大宮から期限付き移籍中のFW黒川選手。21歳のアタッカーはスペインのクラブも注目する突破力が最大の魅力。動き出しが速く、状況判断の優れた思い切りの良さで次々と抜け出し決定機を演出します。中銀スタジアムを舞台にした第9節ではゴール前の混戦状態をスルスル抜ける仕掛けをみせて同点ゴールを奪いました。完全に水戸の攻撃の中心にいる存在なので、今回もそのような彼の長所が出る場面を作らせないようにヴァンフォーレ守備陣は最大級の警戒が必要だと思いますね。

☆万能型FW小川選手の加入によって攻撃のバリエーションアップ
磐田から育成型期限付き移籍でこの夏に水戸にやってきた小川選手。加入間もないということで周囲との連携面にはまだまだ課題を残しますが、186cmと恵まれた体格を活かしたポストプレーだけではなくフットワークの軽い身のこなしをみせ、足元の技術も高いのが小川選手の特長。高さ&速さ&巧さを兼ね揃える東京五輪出場を狙う万能型のストライカーは、移籍後2試合で2得点とさっそく結果を残しています。いろいろなプレーができる彼が加入したことで、水戸は黒川選手の突破だけではない攻撃バリエーションの多彩さを身につけています。

☆志知選手の左足には注意
黒川選手の突破&小川選手の万能性が相手に封じ込められたら水戸の最後の崩しはサイドから。特に志知選手は左サイドを積極的に駆け上がり、精度の高い左足のクロスボールをゴール前に供給するので、守勢時には動きについていく&足を伸ばしてプレッシャーをかけるなど、彼に簡単にクロスを上げさせない心がけをしたいですね。そしてセットプレーのキッカーとしても脅威的。第9節では直接FKを叩き込まれて逆転となったので、危険な位置でファールを犯さない努力も必要になってくると思います。



【ヴァンフォーレ甲府】
◇今シーズンの成績◇
10勝6分け8敗(勝ち点36) 9位
◇ここ最近5試合のリーグ戦成績◇
→××○××
◇注目選手◇
エデルリマ選手、横谷選手、ピーターウタカ選手
◇予想スタメン


◇前節の試合ハイライト動画◇
【公式】ハイライト:ヴァンフォーレ甲府vsファジアーノ岡山 明治安田生命J2リーグ 第24節 2019/7/27



ヴァンフォーレの基本フォーメーションは3-4-2-1。前の試合から中3日と夏場の環境下の試合ということで、選手たちのコンディション面を重視する伊藤監督がどのようなメンバーを組んでくるのかまだ分かりませんが、ある程度は前節とメンバーを入れ替えて臨むことが濃厚。そしてここ5試合で4敗をしている現状を指揮官がどう考えているのかも注目。今の戦い方で改善していけるのか、それとも戦術を変更していくのか分岐点だと思うのでその決断にも注目したいですね。

☆守備面で鍵を握るエデルリマ選手
最終ラインから大胆な攻撃参加をみせるエデルリマ選手。もちろんその攻撃参加はチームの攻撃に意外性というアクセントを加えるもので現在のヴァンフォーレのサッカースタイルに欠かせない武器となっていますが、今回は彼の守備面にピックアップしたいと思います。水戸の予想される2トップはいずれも前への推進力があるタイプ。その速さにエデルリマ選手は瞬時に対応でき、また体の当たりには負けない屈強なフィジカルも誇ります。特に黒川選手はこちらの3バックの両脇のポジションを突いてくることが予想されますが、その動きにも読みの鋭さで効果的なディフェンスをしてほしいですね。小出選手が守備陣を統率しエデルリマ選手が守備のチャレンジをしていくかたちは、これまで長い期間一緒にプレーしているなかで浸透し高いレベルに保たれていると思うので、そのディフェンス力を水戸戦で発揮してほしいと思います。

☆中盤の頑張り
最近のヴァンフォーレは自分たちのリズムを取り戻すためにバックパスを多用しています。一概にもそれが悪いわけではありませんが、ボールを戻すことでチームの攻撃が一旦リセットされ、相手も落ち着きを取り戻し自陣に戻り強固な守備ブロックを形成されてしまいます。堅守速攻スタイルのヴァンフォーレにとって、待ち構える相手守備陣を崩していくことは相当の労力を要することになります。そうならないためにもできる限り最終ラインに戻さない安全策を取らないパス回しを行ってほしいと思います。中盤でのボール回しは相手からのプレッシャーを受けやすく、中盤の選手たちは神経を集中させ高いレベルでのボール捌きが要求されますが、ラインを高く保つことで前目の位置でインターセプトを狙うことができ、もしボール奪取に成功したらショートカウンターを仕掛ける絶好のチャンスとなります。DFからFWまでの選手間の距離をできるだけ短く陣形をコンパクトに保ち、攻守の切り替えを素早く行っていたシーズン序盤戦の戦い方を今一度思い出してほしいですね。

☆ウタカ&曽根田選手に繋げるパス
ヴァンフォーレの攻撃を支えるウタカ選手と曽根田選手。この2人は突破力を活かして鋭い仕掛けで決定機を作り出します。しかし彼らが単独でゴールから距離の遠い場所で仕掛けを行っても相手守備陣に囲まれてしまい、相手に恐怖を与えるような攻撃ができません。そうならないように彼ら以外の選手がバイタルエリアまでボールを運ぶ努力が必要。今回はその任務を横谷選手にこなしてほしいと個人的には思います。横谷選手は鋭い突破やフィジカルを活かしたプレーなど際立った能力は持っていませんが、状況を瞬時に判断して混戦のなかでもスペースを見つけてそこに入り込む嗅覚に優れている賢い選手なので、相手の嫌がる場所に出没してそこを経由してウタカ選手や曽根田選手に繋げる流れるような攻撃を試みてほしいですね。横谷選手が前線2人の橋渡し的な役割を担ってほしいと思います。


…水戸ははっきり言って強豪クラブ。しかもアウェー戦ということで調子の上がらないヴァンフォーレにとってとても厳しい戦いが予想されます。まずは失いかけている選手たちの自信を取り戻すことが先決。士気を高める努力を首脳陣にはしてもらいたいし、選手たちの間で迷いがみられている戦術面でも選手たちの気持ちを意思統一させる必要があります。その問題をすべてクリアしてから初めて互角に水戸と試合ができると思っています。諸問題を解決して浮上へのきっかけを掴む試合にできるか、ヴァンフォーレの真の強さが問われる機会になりそうです。またJ1自動昇格の目標に向かってのターニングポイントだと思うので、ここで勝利して踏み留まってほしいですね。




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