ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

シーズン最終戦【京都サンガ戦】

2012-11-13 | Weblog
11日に行われた最終節アウェー京都サンガ戦。相手の京都はこの試合で勝てば自動昇格となる2位以内を確定できるということで、強い気迫のこもったプレーを発揮してきました。一方のヴァンフォーレはJ1昇格とJ2優勝が決まり、いわば消化試合と言っても良いような状況でしたが、連続不敗記録の更新を目標に選手たちのモチベーションを維持していましたね。両チーム精神的な差があまりみられなかったため、接戦のゲームになると予想できました。その予想通り緊迫した攻防が繰り広げられることになります。

試合序盤はヴァンフォーレのペースでした。京都はスタートから空回り感がありそこをヴァンフォーレが突いたわけですが、DF福田選手のサイドからの思い切りの良いシュートが決まっていればまた展開も変わってきたかもしれませんね。惜しいシーンを逃したヴァンフォーレは次第に相手に試合の流れを与えてしまいます。

そこから試合の大半が京都が主導権を握る展開となり、ヴァンフォーレは防戦一方となります。なぜ相手に主導権が移ったのかというと、ヴァンフォーレに攻撃の軸がこの試合いなかったことが挙げられます。これまではFWダヴィ選手という強烈な存在がいました。しかし彼を累積警告による出場停止で欠き、CFにはFW高崎選手も先発で使いませんでした。ヴァンフォーレの狙いはストライカータイプを置かないことで攻撃の選手のポジションを流動的にして相手のマークを絞らせず、パスを繋いで状況の打開を目指す意図があったと思います。始めはその狙いがうまくいっていたのですが、前線で相手の危険な位置でボールが収まらない短所が出始めると徐々にボールは相手に渡る機会が多くなり、試合中京都の展開力が目立つようになりました。ただし長い時間攻められていたのですが、ヴァンフォーレの守備陣が惑わされることなく抜群の安定感を誇っていました。この日のCBには津田選手と盛田選手という不敗記録をもたらすきっかけとなったベテランコンビで、その2人によってチームの守備の組織力は最大限に高められましたね。しかし京都はそれの上をいく攻撃力でしたが、最後のところでGK荻選手が再三ビッグセーブを連発し失点を防ぐ活躍をみせてくれました。不敗記録に繋がる要因となった守備陣の奮闘がこの京都戦でも見られましたね。

京都はヴァンフォーレと同じくトップにストライカータイプを置かない布陣で臨んできましたが、京都はこのやり方で数試合をこなしており経験もありました。やり方が分かっている分、ヴァンフォーレより戦術に成熟感がありましたね。ヴァンフォーレは後半途中からFW高崎選手を起用して状況の打開を狙ったのですが、一度傾いた流れを再び戻すのに時間がかかりました。

強豪京都相手にアウェーで引き分け、連続不敗記録を最後まで保つことが出来たのは評価して良いと思います。しかし来シーズンを見据えた戦いができていたのかを考えると満足のいくものではなかったと思います。京都や湘南などはもちろん強豪クラブなのですが、J1の舞台ではゲスト扱いをされる身分だと思います。それはヴァンフォーレも同じことですが、来年彼らを倒して勝ち点を稼がないとJ1残留は厳しくなるでしょう。それを考えると来シーズンのことも考慮して今回ぜひ勝っておきたかったですね(少し厳しく言いますが…)。


…これで今シーズンは終了。シーズンの最終成績は24勝14分4敗の勝ち点86でリーグ1位という結果でした。2位湘南に勝ち点11差を離したのは凄いことで、負けなし記録が‘24’も続いたことも誇れることだと思います。シーズンが終了したということで、とりあえずは選手たち&チームにお疲れさまと言いたいですね。我々サポーターをヴァンフォーレを通じて楽しませてくれてありがとうございました。オフシーズンも動きはあると思いますが、ゆっくり休んでください。




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