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映画『クラウド アトラス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです) (1)

2013-03-25 23:04:42 | 映画!
私のブログの記事でアクセス数が多い「映画『ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです)」シリーズと「映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです)」にのっかっているのはバレバレですが、今回は「映画『クラウド アトラス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです)」を書いてみようかと。この作品、2回観たのですが、1回目で気がつかなかったつっこみどころが、2回目でわんさか見つかる、という新しいパターンでした。これらの謎を解くにはまずはパンフレットを読む、それでもわからなければ原作を読むことが一番だと思いますが、現時点ではその時間も金銭的余裕もないので、とりあえず疑問点を書いておこうかと。タイトルにも書きましたが、ネタバレしまくりなので、まだ作品を観ていない方はここでストップ! でも、観ていないと以下に書いていることは絶対意味がわからないと思うので、関係ないかもw あと、内容にも間違いがあるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。

1. ザックリー/彼の前世の人物の記憶の映像になぜルイサ・レイの事故シーンが登場するのか?
これ、私の勘違いかもしれませんが、冒頭でザックリー(トム・ハンクス)が物語を話そうとして彼/彼の前世の人物の記憶が映像として流れます。その中に彼/彼の前世の人物が知るはずのない、ルイサ・レイ(ハル・ベリー)の事故のシーンが含まれているのです。映像にインパクトがあるので、恐らくこのような矛盾した作りになっているのではないかと。このシーン、映画を初めて観る人には何が何だかわからず、つっこみようがないと思うのですが、複数回観る観客のためにも、このような矛盾は避けてほしかったです。

2. あれって本当にマオリ族の人々?
アダム・ユーイング(ジム・スタージェス)がやって来た土地は、彼と他の人々との会話から類推するとオーストラリアかニュージーランドだと思ったのですが、公式サイトでは現地の人々をマオリ族と記載しているので、正解はどうやらニュージーランドのようです。ちょっとググっただけではよくわからなかったのですが、実際この物語のようにマオリ族を奴隷としようとした史実はあったのでしょうか? あと、現地の人々の顔立ち、肌の色、体型等が、私にはマオリ族ではなくアフリカ人のように見えました。実際、マオリ族の主要な人物はアフリカ系の俳優が演じていて、ハリウッド映画にありがちな「日本人を中国人/韓国人が演じる」みたいなキャスティングにごまかされた気がして、残念でした。

3. 輪廻転生ってあんな感じなんですか?
この作品って輪廻転生がテーマの1つだと思う(でなければ一人の役者が何役もやっている意味がない)のですが、私が違和感を覚えたのは、トム・ハンクスが演じた人物がかなりの悪人から良識ある一般市民まで振り幅が広いこと。彼の演技力のことを言っているのではなくて、輪廻転生って前世の行いによって次の人生が決まるという認識だったので、前世と現世のキャラが違い過ぎるのはおかしいと思いました。仮に他の役者もトム・ハンクスの役柄のように振り幅が広い設定だったら、私も疑問に感じなかったはずですが、ハル・ベリー、ジム・スタージェス、ペ・ドゥナ、ジェイムズ・ダーシーは善人役、ヒューゴ・ウィービング、ヒュー・グラントは悪人というはっきりした区分けがあったので、この点はつっこまざるをえません。

3つしか書けていませんが、とりあえず今回はこの辺で。続きはそのうち書かせていただきます。
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