早速ですが「漏電ブレーカーが落ちて大騒ぎ!(1)」の続きを。
事件は翌朝にも起きました。確か朝5時前だったと思いますが、リビングから大きな音が聞こえ、目が覚めました。私のうさぎは夜明けとともに活動を始めるので、きっとうさぎが何かやっているのだろうと思い、私も起床しました。トイレに入ろうとして明かりと換気扇のスイッチを入れると、どちらも作動しません。「また?」と思い、分電盤を見てみると、案の定漏電遮断機が下りていました。ブレーカーを上げるとトイレの明かりも換気扇も問題なく作動しました。「やっぱり東京電力に見てもらうしかない」と考えながら、いつものようにうさぎの世話と身支度をして、出勤しました。
昼間、東電に電話し、前日とその日の朝起こったことをそのまま話すと、「それでは本日調査に行けるよう手配しますが、費用が9,000円かかります」とのこと。9,000円!? 高っ! その日は夕方にも予定があったため、「明日の土曜日でお願いできませんか?」と質問すると、「土曜日ですと13,000円となります」とのお返事。でも、私には選択肢はなかったので、「わかりました。それでは土曜日の午後でお願いします」と調査の依頼をしました。
その日の夜は「また停電になっているんじゃ・・・」とこわごわ帰宅したのですが、幸いブレーカーは落ちていませんでした。一晩経った翌日も特に何も起きず、いつもの土曜日と同じく、洗濯、掃除をしました。
東電の担当者が来たのは午後2時頃。恐らく20代と40才前後に見える男性の二人。Jさんという若い男性が「まずは無料で見られる範囲で点検します。それで異常が見つからなかった場合は、有料の調査を行います」と説明。彼らはまず分電盤を確認し、それから外のメーターをチェック。再びJさんが、「ここまでは異常が見つからなかったので、ここからは有料の調査になります」と宣言した上で、二人は分電盤を詳しく調べ始めました。
が、それでも異常は見つからなかったようで、「分電盤を確認する限りでは問題ないようですが、何か心当たりはありませんか?」と質問されました。私は「実はうさぎを飼っていて、そのうさぎがテレビの電源コードをかじったのかもしれません」と告白しました。Jさんはそのような事例を聞いたことがなかったのか、「そこを見せてもらえますか?」と驚いた顔。
私は彼らをリビングに案内し、テレビとBD/DVDレコーダーを置いてある場所を見てもらいました。この部屋で私以外の人間を見るのは初めてのうさぎ。妙にうれしそうに、東電の男性たちの周りをうろちょろしたり、荷物のにおいを嗅ごうとします。その度に私はうさぎが彼らの邪魔にならないよう、追い払う役目。テレビの後ろを確認していたJさんは「ああ、これはひどいですねー」と言いながら、テレビのコンセントを抜き、明らかにうさぎがかじったと思われる電源コードを見せてくれました。「恐らくこれが原因ですね。もう1つの方も見てみますね」とBD/DVDレコーダーのコードもチェック。「ああ、これもかじられてますねー」とこちらのコンセントも抜き、私に確認を促しました。「うさちゃん、よく怪我しませんでしたねぇ。でもきっと痛かったはずです」とのことで、「やっぱり犯人はうさぎだったか・・・」と私は心の中でつぶやきました。
Jさんから「このコードは危険ですので、取り替えるまではテレビもDVDプレーヤーも使わないでください。他の電化製品は大丈夫でしょうか?」と言われ、「ひょっとすると冷蔵庫もやられているかもしれません」と答えると、「見てみましょう」とすぐにキッチンへ移動。壁に沿って置いてある冷蔵庫を見てJさんは「うさちゃんはこんな狭い場所にも入るんですか?」と驚いた様子で、「ちょっと冷蔵庫を移動させますね」と電源コードが確認できるよう、冷蔵庫の位置を少し動かし、冷蔵庫の背面をチェック。「こちらのコードはかじられていないようですね」と聞いた時は本当に安堵しました。
東電の男性二人が報告書を書くため、いったん外に出て行くと、私はリビングに戻り、テレビとBD/DVDレコーダーの配線をすべてはずしました。下の写真の左側はテレビ、右はBD/DVDレコーダーの電源コードです。テレビのコードはボロボロになっています。
とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後日。
事件は翌朝にも起きました。確か朝5時前だったと思いますが、リビングから大きな音が聞こえ、目が覚めました。私のうさぎは夜明けとともに活動を始めるので、きっとうさぎが何かやっているのだろうと思い、私も起床しました。トイレに入ろうとして明かりと換気扇のスイッチを入れると、どちらも作動しません。「また?」と思い、分電盤を見てみると、案の定漏電遮断機が下りていました。ブレーカーを上げるとトイレの明かりも換気扇も問題なく作動しました。「やっぱり東京電力に見てもらうしかない」と考えながら、いつものようにうさぎの世話と身支度をして、出勤しました。
昼間、東電に電話し、前日とその日の朝起こったことをそのまま話すと、「それでは本日調査に行けるよう手配しますが、費用が9,000円かかります」とのこと。9,000円!? 高っ! その日は夕方にも予定があったため、「明日の土曜日でお願いできませんか?」と質問すると、「土曜日ですと13,000円となります」とのお返事。でも、私には選択肢はなかったので、「わかりました。それでは土曜日の午後でお願いします」と調査の依頼をしました。
その日の夜は「また停電になっているんじゃ・・・」とこわごわ帰宅したのですが、幸いブレーカーは落ちていませんでした。一晩経った翌日も特に何も起きず、いつもの土曜日と同じく、洗濯、掃除をしました。
東電の担当者が来たのは午後2時頃。恐らく20代と40才前後に見える男性の二人。Jさんという若い男性が「まずは無料で見られる範囲で点検します。それで異常が見つからなかった場合は、有料の調査を行います」と説明。彼らはまず分電盤を確認し、それから外のメーターをチェック。再びJさんが、「ここまでは異常が見つからなかったので、ここからは有料の調査になります」と宣言した上で、二人は分電盤を詳しく調べ始めました。
が、それでも異常は見つからなかったようで、「分電盤を確認する限りでは問題ないようですが、何か心当たりはありませんか?」と質問されました。私は「実はうさぎを飼っていて、そのうさぎがテレビの電源コードをかじったのかもしれません」と告白しました。Jさんはそのような事例を聞いたことがなかったのか、「そこを見せてもらえますか?」と驚いた顔。
私は彼らをリビングに案内し、テレビとBD/DVDレコーダーを置いてある場所を見てもらいました。この部屋で私以外の人間を見るのは初めてのうさぎ。妙にうれしそうに、東電の男性たちの周りをうろちょろしたり、荷物のにおいを嗅ごうとします。その度に私はうさぎが彼らの邪魔にならないよう、追い払う役目。テレビの後ろを確認していたJさんは「ああ、これはひどいですねー」と言いながら、テレビのコンセントを抜き、明らかにうさぎがかじったと思われる電源コードを見せてくれました。「恐らくこれが原因ですね。もう1つの方も見てみますね」とBD/DVDレコーダーのコードもチェック。「ああ、これもかじられてますねー」とこちらのコンセントも抜き、私に確認を促しました。「うさちゃん、よく怪我しませんでしたねぇ。でもきっと痛かったはずです」とのことで、「やっぱり犯人はうさぎだったか・・・」と私は心の中でつぶやきました。
Jさんから「このコードは危険ですので、取り替えるまではテレビもDVDプレーヤーも使わないでください。他の電化製品は大丈夫でしょうか?」と言われ、「ひょっとすると冷蔵庫もやられているかもしれません」と答えると、「見てみましょう」とすぐにキッチンへ移動。壁に沿って置いてある冷蔵庫を見てJさんは「うさちゃんはこんな狭い場所にも入るんですか?」と驚いた様子で、「ちょっと冷蔵庫を移動させますね」と電源コードが確認できるよう、冷蔵庫の位置を少し動かし、冷蔵庫の背面をチェック。「こちらのコードはかじられていないようですね」と聞いた時は本当に安堵しました。
東電の男性二人が報告書を書くため、いったん外に出て行くと、私はリビングに戻り、テレビとBD/DVDレコーダーの配線をすべてはずしました。下の写真の左側はテレビ、右はBD/DVDレコーダーの電源コードです。テレビのコードはボロボロになっています。
とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後日。