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ドイツ人と日本のいろいろなところに行ってみた (3)

2016-09-26 20:59:10 | 日記
早速ですが、「ドイツ人と日本のいろいろなところに行ってみた (2)」の続きを。

新宿での「『ロスト・イン・トランスレーション』ロケ地ツアー」で次に向かったのは都庁の前。映画に出てくるパークハイアット東京の「ニューヨーク バー」にも入ってみたかったのですが、午後5時オープンということで断念しました。歩いている間、私の頭の中でリピートされていた歌は、はっぴいえんどの「風をあつめて」。都庁の前の通りは、『ロスト・イン・トランスレーション』の終盤でタクシーの中にいた主人公のボブが道を歩いているシャーロットを見つけ、彼女を追いかけようといったんタクシーを下りたところ。都庁に吊らされている「TOKYO 2020」の看板を見たロビンさんは「ああ、次のオリンピックって東京だったんだ!」と驚いた様子。リオオリンピックの開催期間中とほぼ重なる形でインドネシアにいたロビンさんは、オリンピックはまったく観ておらず、次の開催地をやっと認識したのでした。

そのまま都庁の前の通りを北に向かって歩き、見えてきたのは東京医科大学病院。ここは『ロスト・イン・トランスレーション』で足を怪我したシャーロットがボブに連れてこられる病院です。その隣にあるヒルトン東京のスイーツブッフェのことをロビンさんに話すと、「行ってみたい!」と大興奮。テンションのあがったロビンさんに今度は血圧が上がる出来事が。彼は新宿三井ビルのすぐ近くの街路樹の下で大きな昆虫を見つけたのでした。「これ、何?」「あっ、これがセミだよ!やっと見られたね!」と私はセミを拾い上げてロビンさんの顔に近づけると、すぐさま飛び退くロビンさん。怖がりか! そのセミは私の手の上を力なくやっと這っている感じで、私は「このセミは死にかけてるみたい」とロビンさんに言いました。そんなセミを手に載せてもまったく平気な様子の私にロビンさんも安心したのか、セミを自分の手に載せ、カメラでパチリ。木に戻してあげてまたパチリ。私たちはセミに別れを告げて次の目的地を目指しました。

抹茶味のお菓子が大好きなロビンさんのリクエストにより向かったのは「林屋茶園 京・スイーツ ルミネ新宿店」。ルミネ新宿1に入り、案内板でフロアをチェック。でも、案内にはお店の名前がありません。「えー? どういうこと?」とスマホでググってみるとなんと7月31日で閉店したとのこと! もちろんロビンさんも私も超ガッカリしたわけですが、新宿なら抹茶が楽しめるお店は他にもあるに違いないと思い、再び検索。実際お店はいろいろあったのですが、画像を見てロビンさんが選んだのは「茶の池田や」さん。小田急にあるらしいので小田急のインフォメーションで尋ねると、小田急エース南館のお店とのこと。というわけで、地下に移動し、お店発見。抹茶ソフトクリームにいろいろトッピングしてもらいました。お店周辺には座る場所はなく、立ち食いせざるを得ませんでしたが、それでも食べる価値は十分の美味しさでした。

ソフトクリームを楽しんだ後は、モザイク通りを抜けて新宿駅へ・・・向かうつもりだったのですが、一番最初のお店 Antenna Box by TOKYU HANDS で鳥のイラストが描かれたグッズが置いてあり、思わず足を止めるロビンさん。期間限定で KOTORITACHI というブランドのお店が営業中だったのです。ロビンさんは自身も鳥の名前(Robinはコマドリ)を持つだけあって、鳥が大好き。所狭しと並ぶ鳥グッズの中、ロビンさんはさんざん迷ったあげくかわいい絵葉書を数枚購入。店内ではイラストを手掛けた作家さんご自身が小さなテーブルで創作中で、少しお話しできたのもラッキーでした。

モザイク通りを抜け、新宿駅を南から東に回り込む形で東口に到着。ロッカーから荷物を取り出し、改札へ。山手線と京成本線を乗り継いで、ロビンさんのホームステイ先、つまり私のマンションを目指します。これからロビンさんがほぼ毎日利用することになる日暮里駅では電車を乗り換える際の注意事項を伝授。最寄り駅で下車した時に私のPasmoは返してもらい、ロビンさんのPasmoをチャージ。駅周辺のお店やスーパーを案内した後、無事マンションに到着。まずはロビンさんにうさぎのサラを紹介し、それから空いている洋室と和室の両方を見てもらいました。ロビンさんが選んだのは和室。畳の上に荷物を置いて、各部屋とベランダを一通り案内し、一息つくとまたお出かけ。今度はアニメ映画『時をかける少女』のとあるシーンのモデルになった場所に向かいます。

商店街を案内しながらひたすら歩くこと約30分。日は暮れかかり、あたりが薄暗くなってくる中、到着したのは荒川の河川敷。ここは『時をかける少女』で主人公真琴が川に向かってジャンプするシーンと終盤のシーンの舞台と考えられている場所。川の向こう側に見えるのは首都高速中央環状線。ロビンさんは映画と同じ情景にとても感激したようで、この時も何枚も写真を撮っただけでなく、翌日の朝もこの河川敷行ったそうです。日もすっかり暮れた頃、河川敷から北千住方面に向かって歩きます。ラーメンが大好きなロビンさんのリクエストにより、めざすは有名なラーメン屋さん「牛骨らぁ麺マタドール」。ロビンさんはひらがなしか読めないはずなのに、途中で「みそ味専門 マタドール」を目ざとく見つけるところはさすがだと思いましたw

「牛骨らぁ麺マタドール」に到着したのは確か19時過ぎ。当然行列を覚悟していたのですが、驚いたことにお客さんはゼロ。ロビンさんは贅沢焼牛らぁ麺、私は贅沢焼牛塩らぁ麺の食券を購入。お店の方に言われた通り、カウンターの端に二人で腰かけました。待つことしばし、私たちのラーメンがテーブルに。



ロビンさんもうれしそうにカメラでパチリ。私がオーダーした贅沢焼牛塩らぁ麺は想像以上にあっさりしていました。ロビンさんは贅沢焼牛らぁ麺に大満足な様子。途中で二人のどんぶりを交換しましたが、私もロビンさんも贅沢焼牛らぁ麺の方が好みということで意見が一致しました。

それでは今回の「日本国内で外国人旅行者と行動する際のTips」を。

1. お目当ての店が突然閉店する可能性もあるので、事前にチェックを!
2. 抹茶味のスイーツを好む外国人は多い。抹茶味が初めての人ならアイスクリームやソフトクリームを試してもらうのも良いかも。
3. ラーメンも絶対に食べてもらいたいものの一つ。美味しいお店を紹介してあげましょう!

今回はこの辺で。続きはまた後日。
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