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ドイツ人と日本のいろいろなところに行ってみた (2)

2016-09-24 13:56:17 | 日記
早速ですが、「ドイツ人と日本のいろいろなところに行ってみた (1)」の続きを。

ブルックリンパーラーの店先でしばらく待った後、店員さんに案内され着席。広々した空間としゃれた内装にロビンさんは感心した様子。でも、お客さんたちの話し声と音楽がうるさすぎて、ゆっくり話をするのにはあまり向いていない場所だと思いました。あれこれ迷った挙句、ロビンさんはアボカド&チェダーチーズバーガー、私は自家製スモークサーモンとグリーンリーフのサラダをオーダー。ロビンさんはちゃんと料理の写真を撮っていたのに、私は撮り忘れていたことが自分でも信じられません。残念・・・と思ったらちゃんと写真、撮っていました、ワタクシも。



お料理は美味しかったのですが、野菜サラダは残してしまうロビンさん。お子様か! 食べ物を残すことが大嫌いな私は、ロビンさんのサラダの残りもいただきました。あと、ロビンさんが近くの席にいたスーツ姿の若い女性について「さっきから彼女をずっと見ているけれど、顔以外体がまったく動いていない。信じられない!」と言っていたのが印象的でした。

ブルックリンパーラーを出て向かったのは新宿御苑。この日はお天気が良かっただけでなく、強烈な日差しが照りつけ、非常に蒸し暑かったのを覚えています。ロビンさんは「8月の終わりに東京がこんなに蒸し暑いなんて思ってもみなかった。バリ島と変わらないじゃないか!」と予想外の東京の暑さに不満そう。でも、暑さ以上にロビンさんを驚かせたものが新宿御苑にいました。それはセミ。園の外にまで響き渡るセミの大合唱にロビンさんは「これは何の音?」。「Cicada(シカーダ、セミは英語でこう言うのです)。昆虫だけど、ドイツにはいないの?」「いないと思う。少なくともこんな鳴き声は聞いたことがない。コオロギみたいな虫なの?」「コオロギとは全然違う。鳴き声が聞こえる木に絶対いるはずなんだけど・・・」とセミの姿を探してみたのですが、すぐには見つけられませんでした。ロビンさんはうるさすぎるセミの鳴き声にうんざりしているよう。日本人にとっては夏の風物詩であるセミの鳴き声も、ヨーロッパ人にとってはうるさい雑音でしかなかったようです。「彼らは何年も土の中にいて、やっと地上に出てきたの。しかも数日間しか生きられないから一生懸命鳴いているんだよ」と私なりにセミを弁護してみましたが・・・。

20年以上東京に住んでいる私ですが、新宿御苑を訪ねたのは初めて。なぜ来たかと言うと、ロビンさんから「『言の葉の庭』(日本のアニメ映画)に出てくる公園に行ってみたい!」とリクエストされたからでした。というわけで、それぞれ入園料200円を支払い、園内マップを手に、作品の中でも特に印象的な、日本庭園内の旧御涼亭の近くにある東屋へ向かいます。平日でしたが、予想以上に多くの人が来ていて、外国人の姿もちらほら。美しい庭園だけでなく、園内から見える代々木や新宿のビル群を写真の収めていました。私も写真、撮れば良かった・・・と今さら後悔。東屋に到着すると、「映画で見たのと同じだ!」と感激するロビンさん。もちろん座ってひと休み。日本庭園を満喫した後はイギリス風景式庭園へ。うわぁ、広ーい! 気持ち良い風が吹き、芝生の上に寝っ転がりたくなったほど。その芝生を横切り、フランス式整形庭園へ。見ごろとは言えませんでしたが、それでも世界のいろいろなバラを楽しめました。バラの後は玉藻池に沿って歩き、大木戸休憩所でまたひと休みしてから新宿門に向かいました。歩いている時はセミが見られないかずっとキョロキョロしていたのですが、なぜか一匹も姿を見ることはできませんでした・・・orz。

新宿御苑を出た後、ロビンさんに映画『ロスト・イン・トランスレーション』のロケ地に行きたいか、それともアニメ映画『時をかける少女』(どちらもロビンさんが大好きな作品なのです)の舞台になった場所に行きたいか聞くと、ロビンさんは『ロスト・イン・トランスレーション』のロケ地をチョイス。というわけで、新宿通りを西に向かいます。しばらくすると見えてくるのは『ロスト・イン・トランスレーション』の舞台になったパークハイアット東京。もちろんロビンさんは立ち止まって撮影。バスタ新宿の横を通り過ぎて入ったのは私が大好きなパン屋、ゴントラン シェリエ。翌日の朝ごはん用に2つずつパンを購入。西新宿一丁目の信号を渡り、ヨドバシカメラ時計総合館の前に。ここは『ロスト・イン・トランスレーション』の終盤で主人公のボブとシャーロットがキスをした場所。日本に来る前にインドネシアで『ロスト・イン・トランスレーション』をまた見たというロビンさんは、その場所でも何度もシャッターを押していました。

それでは今回の「日本国内で外国人旅行者と行動する際のTips」を。

1. レストランでは日本人をよく観察できるよう、見晴らしの良い席に座らせてあげる。
2. 東京の蒸し暑さは強烈なので、心の準備ができるよう事前に教えておいてあげると良い。
3. セミを知らない人にはセミの生態などを説明してあげよう。
3. 新宿御苑は絶対オススメ! 中でも日本庭園はマスト!
4. 『ロスト・イン・トランスレーション』を観てもらった後、新宿に連れていってあげると感激してもらえるかも。

今回はこの辺で。続きはまた後日ということで。
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