岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

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僕の飯の食いかた(3)

2022年01月12日 16時38分57秒 | 紀行文・エッセイ
 胃の全摘出の手術を受けて20年以上経った。全摘出手術の原因は胃癌であるから、癌の再発の心配はない。

 しかし還暦を過ぎて困ったことになった。
 
 年齢とともに腸閉塞の初期症状を頻繁に起こすようになったのだ。

 米飯、パン、握りずし、サンドイッチ、コンビニのオニギリ。

 以前は食べられたものが食べられなくなっている。数多く噛んでも食道と小腸の細い管のなかで団子になってしまう。

 腸閉塞の初期症状を起こしかけた時には、コールスルーを服用する。コーラックと同じ効果のある薬剤。これで腸閉塞の初期症状は解消できる。

 だが、体力的な消耗が激しい。服用後の二日間はいつ下痢を催すかわからない。外出もままならない。

 結果として液体中心の食事になってしまった。カップスープ、飲むヨーグルト、牛乳、ミルクティー、カフェオレ、味噌汁(具が問題だが)。

 固形物としては、煎餅、柔らかく煮た、大根・ジャガイモ・人参などしか食べられない。

 もはや、遠方への旅行は無理。こういう体調・体質を受け止めて生きてゆこうと思う。



 

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