岩田亨の短歌工房 -短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎-

短歌、日本語、斎藤茂吉、佐藤佐太郎について考える

楡の木の凍れる枝に陽が差して徐々に光りてのちに溶けゆく

2010年11月29日 | 岩田亨の短歌自註
最寄りの駅前に大きな楡の木があります。冬の日には枝が凍ると思うほど寒々としています。そんな一首です。実はこれが初めての競詠だったのです。・・・ . . . 本文を読む

佐藤佐太郎50歳:離島の生活を詠う

2010年11月28日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
日本列島には多くの島があります。今では人が住んでいるかぎり、電気水道があるのですが、60年代まではそうでない島も多かったようです。佐太郎はその様子を歌に詠んでいます。・・・ . . . 本文を読む

齊藤茂吉47歳:蜩の声を詠う

2010年11月27日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
ひぐらし。漢字では表題のように書きますが、「かなかな」とも呼ばれます。夏の夕暮れに悲しげな声で啼く蝉です。茂吉は好んでこれを短歌に詠み込んでいます。・・・ . . . 本文を読む

短歌の伝統と新しさ

2010年11月24日 | 短歌史の考察
「伝統と新しさ」。この相反するものの相剋の間に短歌という文芸はあるのではないか、とこの頃思うようになりました。それは・・・ . . . 本文を読む

すき透る稚魚は群れつつ泳ぎおり 森の泉の澄む水の中

2010年11月21日 | 岩田亨の短歌自註
魚の稚魚の美しさは、その透明感にあります。そこに着目して一首詠んでみました。・・・ . . . 本文を読む

佐藤佐太郎47歳:都市の静寂を詠う

2010年11月20日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
先日の記事で、名詞を羅列した斎藤茂吉の作品を紹介しましたが、佐藤佐太郎にも似た趣の作品があります。ただし茂吉の作品とは決定的に違うところがあります。それは・・・ . . . 本文を読む

齊藤茂吉47歳:老いの象徴「白鬚」の歌

2010年11月19日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
「老い」。いったい何歳からでしょう。明確な基準がある訳ではないのですが、白髪を発見したときなどに意識することでしょう。齊藤茂吉は47歳で老いを意識したようです。 . . . 本文を読む

牛飼の歌:伊藤左千夫の短歌

2010年11月18日 | 私が選んだ近現代短歌の一首
人口に膾炙した作品。伊藤左千夫の代表作といえましょう。僕には何となく引っかかるところがないでもありません。 . . . 本文を読む

読書のきっかけ:小学生・中学生時代

2010年11月14日 | 国語教育の現場から
小中学生の読書離れが問題視されて久しくなりますが、何かのきっかけがあれば次々と読みたくなる。それが書物というものではないかと思います。僕の場合色々ありますが、こんなきっかけがありました。・・・ . . . 本文を読む

茂吉と佐太郎の歌論を現代に活かす:「星座α」創刊号「選評」

2010年11月13日 | 茂吉と佐太郎の歌論
4月に創刊した「星座α」が完成、私の家に届きました。僕は今回3人の選者の一人として、選歌にあたりましたが、その選評をご紹介します。・・・ . . . 本文を読む

佐藤佐太郎47歳:巨大ダムを見上げる歌

2010年11月12日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
ダム。何万トンもの水圧を支える巨大建造物ですが、それを谷の方から見上げる。その圧迫感はいかばかりでしょう。それを見事に表現した作品だと僕は思うのですが。・・・ . . . 本文を読む

齊藤茂吉47歳の乱調

2010年11月11日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
「赤光」によって一躍注目された茂吉ですが、第7歌集に至ってもなお実験作を試みます。「乱調である」などと評価の分かれる作品ですが。・・・ . . . 本文を読む

短歌の表記について:文語・口語のこと

2010年11月07日 | 口語と文語をめぐって
短歌の表記。文語か口語か。定形をまもりながら口語の導入は可能か。文語にこだわる人がまだまだ多いのですが、その辺りのことはどうなのでしょう。・・・ . . . 本文を読む

2010年版現代万葉集・出詠3首

2010年11月05日 | 岩田亨の短歌自註
日本歌人クラブの「2010年版・現代万葉集」に3首出詠しました。今年は「星座」に掲載されたものから選びました。・・・ . . . 本文を読む

読書離れの原因は

2010年11月04日 | 国語教育の現場から
小中学生の読書離れ。言われ始めて久しい感じがします。僕の子供の頃もそうでした。「この頃の子供は本を読まない」。先日、テレビでまたそんなニュースが流れていました。どういうことでしょうか。・・・ . . . 本文を読む