岩田亨の短歌工房 -短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎-

短歌、日本語、斎藤茂吉、佐藤佐太郎について考える

斎藤茂吉「短歌に於ける写生の説」を読む

2011年02月28日 | 写生論アラカルト
「短歌に於ける写生の説」は斎藤茂吉の歌論の核心をなすもの。1920年(大正9年)4月から11月にかけて「アララギ」に掲載されたものですが、1929年(昭和4年)に刊行されるにあたり、「後記」1章を付け加えたものです。 . . . 本文を読む

石川啄木・小論

2011年02月27日 | 作家論・小論
浪漫派歌人・生活派歌人・思想詩人・社会主義歌人。さまざまな呼ばれ方をされる石川啄木。わずか27歳でこの世を去ったにもかかわらず、名前が広く知られ、人口に膾炙した作品も多いのは驚きです。やや線の弱さもあるのですが、その実像は・・・。 . . . 本文を読む

斎藤茂吉:白桃の歌の評価をめぐって

2011年02月24日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
斎藤茂吉の代表歌のなかで評価のわかれる作品のひとつです。その論点を整理し、僕の意見を述べます。・・・ . . . 本文を読む

斎藤茂吉の短歌:「アナクレオンの喉をふさぐ種」の象徴性

2011年02月23日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
斎藤茂吉には一見「写生」とかけ離れたような作品が多くあります。これもその一つです。・・・ . . . 本文を読む

斎藤茂吉の歌:「年老いしショウペンハウエルの笛」に見る詩的把握

2011年02月22日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
斎藤茂吉は作歌生活が長く作品数も多いため、不思議な感覚の歌を残しています。そのなかの一つです。・・・ . . . 本文を読む

島木赤彦と斎藤茂吉:協力者としてライバルとして

2011年02月21日 | 写生論アラカルト
島木赤彦と斎藤茂吉。ともに伊藤左千夫の弟子でした。大正期の「アララギ」をともに支えるとともに、伊藤左千夫とも二人揃って反発しました。二人の歌論の展開にも共通点が見えます。岡井隆は二人を「友人であるとともにライバル」というのですが。 . . . 本文を読む

島木赤彦「歌道小見」を読む:斎藤茂吉の写生論の祖形・4

2011年02月17日 | 写生論アラカルト
島木赤彦の「歌道小見」を齊藤茂吉の写生論の「祖形」とするには、正確さを欠いているかも知れません。しかも同門ですから、どちらが優れているかという比較も意味はないでしょう。茂吉にとって赤彦は「同輩」だからです。しかし茂吉の「短歌に於ける写生の説」執筆のきっかけとなったことは確かなので、その意味で「祖形」と呼びました。 . . . 本文を読む

ナチ・ユダヤ・パレスチナの歌:坪野哲久の短歌

2011年02月16日 | 私が選んだ近現代短歌の一首
パレスチナ問題。国際社会で最も先鋭な問題ですが、坪野哲久が歌に詠んでいます。 . . . 本文を読む

佐藤佐太郎,塩しみてかたい砂浜を詠う

2011年02月15日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
佐藤佐太郎は弟子に「比喩」を安易に使うなと言ったそうですが、逆に言えば、「効果のある比喩」は佐太郎自らも使っています。この作品もそのうちの一つです。・・・ . . . 本文を読む

斎藤茂吉49歳:伊豆山にて海の音を聞く歌

2011年02月14日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
斎藤茂吉の作品の魅力を支えているものは、叙景歌に見える描写力でしょう。しっかりした描写力があるからこそ、象徴的・暗示的な作品も活きてくる、不思議な魅力が漂うと思うのですが。・・・ . . . 本文を読む

佐藤佐太郎45歳:戦後社会を見据えたその思想

2011年02月07日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
佐藤佐太郎を「思想的白痴」と言ったのは杉浦明平でしたが、本当に佐太郎には思想がなかったのでしょうか。そうではないと僕は思います。戦後社会を鋭い独特の目で切り取った作品が、いくつもあるからです。・・・ . . . 本文を読む

佐藤佐太郎51歳:火山灰の降るさまを詠う(象徴的写実歌)

2011年02月06日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
1961年(昭和36年)に浅間山が爆発(噴火)しました。そのとき佐太郎は軽井沢にいたのですが、爆発力は相当に強かったようです。おりしも霧島連山の噴火が連日報道されていますが。・・・ . . . 本文を読む

斎藤茂吉30歳:「赤茄子の歌」の幻想性・象徴性

2011年02月05日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
斎藤茂吉の第一歌集「赤光」のなかの代表歌です。以前いちど記事にしたのですが、もう一度取りあげようと思います。いくつかのブログでもとり上げられているようですが。・・・ . . . 本文を読む

斎藤茂吉49歳:闇夜に遠く雷雨の音を聞く

2011年02月04日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
「近代における写生を遠近法で世界を捉える方法だと思うようになった。」とは、佐佐木幸綱著「百年の舟」の後記にある言葉。斎藤茂吉の作品にはその「遠近感」を表す作品が多数ありますが、これもそのひとつです。・・・ . . . 本文を読む

星座α・第1回 定例歌会

2011年02月03日 | 「星座の会」「星座α」
「星座α・1月歌会」が、20011年1月16日、鎌倉市浄妙寺石窯ガーデンテラス2階で開かれました。・・・ . . . 本文を読む