岩田亨の短歌工房 -短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎-

短歌、日本語、斎藤茂吉、佐藤佐太郎について考える

文体と素材:斎藤茂吉は文体、素材、内容も新しかった

2011年12月31日 | 短歌の周辺
今日は大みそか。一年の〆の日です。このような日に「お固い話」で申し訳ありませんが、何か今年中に言って置かなければならない気がして。無論、短歌の話です。・・・ . . . 本文を読む

2011年私の10大事件

2011年12月30日 | 作歌日誌
2011年(平成23年)も残すことあとわずか。1年の総決算といきましょう。勿論「短歌について」・・・。 . . . 本文を読む

経済に国境がなくなる日:斎藤茂吉は海外留学で何度も国境を越えたが

2011年12月28日 | エッセイ
様々な貿易交渉が行われています。他方、金融不安は徐々に世界各地に広がっています。短歌は「国民詩」と言われますが、国家のありようが変わっていく過程のように僕には思えます。それは・・・。 . . . 本文を読む

波をかぶる川の中洲の歌:佐藤佐太郎の短歌

2011年12月27日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
「写実派」でありながら、巧みに主観を詠み込む佐藤佐太郎。この作品は主観を直接表現せず、「叙景歌」に徹している強みがあります。・・・ . . . 本文を読む

女囚の生んだ児の墓の歌:斎藤茂吉の短歌

2011年12月26日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
斎藤茂吉とその弟子筋の歌人「写実派」と塚本邦雄(サンボリズム=象徴主義)の評価が一致するのは、珍しいのですが、これはその珍しい作品のひとつです。・・・ . . . 本文を読む

小説『坂の上の雲』その後

2011年12月24日 | 歴史論
スペシャル・ドラマ「坂の上の雲」。日清日露戦争の時代を描いたドラマ。日露戦争が終わり、ポーツマス条約が結ばれたのが、1905年(明治38年)。その後の「日韓併合」が1910年(明治43年)。つまり「坂の上の雲」の舞台は明治という時代です。この時代は短歌とも大きな関わりをもつので、ここでもう一度、時代背景を整理してみたいと思います。・・・ . . . 本文を読む

米粉・ビーフン・国産小麦:斎藤茂吉は餅を好んだが

2011年12月23日 | エッセイ
斎藤茂吉は餅を好んだようで、餅を食う歌を多く残していますが。スーパーで切り餅が山積みにされている現代と違い、餅という食べ物は特別なものだったのでしょう。最近では米粉・ビーフン・国産小麦が注目されているようですが。・・・ . . . 本文を読む

寒き日の湖の歌:佐藤佐太郎の短歌

2011年12月20日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
1961年(昭和36年)、佐藤佐太郎は奥日光を訪ねました。22首の短歌作品が「群丘」に収められていますが、これもその一首。客観の中に主観が巧みにあらわされています。・・・ . . . 本文を読む

砂の歌:斎藤茂吉の短歌

2011年12月19日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
「砂をかむような」という慣用句がありますが、砂という言葉には何か独特の語感があります。その砂を斎藤茂吉が短歌に詠んでいます。虚脱感のあるような。・・・ . . . 本文を読む

斎藤茂吉と北杜夫の短歌競詠

2011年12月18日 | 短歌の周辺
今年亡くなった北杜夫。斎藤茂吉の次男で本名・斎藤宗吉。その次男坊が学生時代、短歌で父、斎藤茂吉と競ったことがあります。正確に言えば、斎藤茂吉の作品に答えるような形になっています。失恋の歌らしいものもあって。・・・ . . . 本文を読む

『坂の上の雲』のあとに・日清日露戦争のもたらしたもの

2011年12月17日 | 歴史論
スペシャル・ドラマ「坂の上の雲」。最終回は「日露戦争の日本海海戦」でした。気になるのは、日露戦争のあと何が残ったかがどう描かれるかということでした。「薔薇色の近代社会」となるのは勿論、「血であがなった近代社会を手にした」というのも問題があると思います。その理由は・・・。 . . . 本文を読む

寂滅(ほろび)の光の歌:伊藤左千夫の短歌

2011年12月15日 | 私が選んだ近現代短歌の一首
伊藤左千夫最晩年の連作、「ほろびの光」5首。左千夫最大の名作で、当時激しい論争をしていた斎藤茂吉も激賞しています。 . . . 本文を読む

水源池の歌:佐藤佐太郎の短歌

2011年12月13日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
佐藤佐太郎は奥日光を詠んだ作品を残していますが、これはその一つ。「水源池」が何とも言えない透明感を出しています。これも佐太郎短歌の特徴の一つでしょう。・・・ . . . 本文を読む

年の終わりの歌:斎藤茂吉の短歌

2011年12月12日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
「年の瀬」を「歳晩」といいますが、斎藤茂吉はこの「歳晩」を短歌作品に残しています。三首ほど紹介しましょう。・・・ . . . 本文を読む

『坂の上の雲』・日露戦争の勝敗:斎藤茂吉、土屋文明はどう聞いたか

2011年12月10日 | 歴史論
旧日本軍には「不敗神話」というのがありました。「日清・日露の戦役以来、連戦連勝。寡兵よく大軍を破る。」というのがそれです。これが国力の差を無視した無謀な日米開戦に道を開くのですが、「連戦連勝」というのは事実でしょうか。少し考えてみたいと思います。短歌との関係でいえば、与謝野晶子や斎藤茂吉の「赤光」の初期にあたり、斎藤茂吉の学生時代の話です。・・・ . . . 本文を読む