岩田亨の短歌工房 -短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎-

短歌、日本語、斎藤茂吉、佐藤佐太郎について考える

古都、奈良の歌:会津八一の短歌

2010年02月28日 | 私が選んだ近現代短歌の一首
会津八一。奈良古美術の研究家でしたが、その短歌は独特の歌体を持つ事で知られます。「平仮名表記」と「一字アケ」。今日はその話をしたいと思います。 . . . 本文を読む

森歐外と斎藤茂吉:観潮楼歌会 (2)

2010年02月27日 | 茂吉と佐太郎の歌論
正岡子規と伊藤左千夫が西洋の詩を学ぶいとまがなかったことは前回の記事に書きました。それでは浪漫派と呼ばれる人たちは?そして斎藤茂吉への影響は?・・・ . . . 本文を読む

森鴎外と齊藤茂吉:観潮楼歌会 (1)

2010年02月26日 | 茂吉と佐太郎の歌論
夏目漱石と並ぶ明治の文豪・森歐外。彼の主催した観潮楼歌会はあまりにも有名ですが、若い齊藤茂吉にも少なからぬ影響を与えたようで・・・。 . . . 本文を読む

佐藤佐太郎38歳:「追憶を吹く風」の歌

2010年02月24日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
岩波文庫の「佐藤佐太郎歌集」を初めて読んだとき、その表現の大胆さに驚いたのを、今でも覚えています。斎藤茂吉とも土屋文明とも、まして当時僕が考えていた「写生歌」とも違う何かを。・・・ . . . 本文を読む

齊藤茂吉30歳:「患者の死を悼む」歌

2010年02月23日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
齊藤茂吉の「赤光」のなかで、「死にたまふ母」「おひろ」「おくに」とならぶ大テーマ。「患者の生死」にかんする連作。「赤光」には欠くことのできない一連です。・・・ . . . 本文を読む

南風の吹き来る季となりたれば北にその背が向く風見鶏

2010年02月22日 | 岩田亨の短歌自註
2001年4月。「NMK歌壇」佳作作品。「夜の林檎」に収録しましたが、当時の司会者だった歌人の方からの葉書に「この一首が印象に残った」と書いてありました。・・・ . . . 本文を読む

上田三四二の短歌:瀧の水の歌

2010年02月20日 | 私が選んだ近現代短歌の一首
アララギ派の歌人・上田三四二。アララギに入会はしなかったものの、「新月」という会には入会しました。結社と呼ぶにせよ、同人誌と呼ぶにせよ、批評をするされる場にはやはり必要なのでしょう。 . . . 本文を読む

佐藤佐太郎38歳:紅葉を詠う

2010年02月17日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
佐藤佐太郎の作品のなかであまり知られていないものですが、佐太郎短歌の特徴がよくでているもののひとつだと思います。・・・ . . . 本文を読む

齊藤茂吉31歳:ははそはの母を詠う

2010年02月16日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
「赤光」のなかの連作「死にたまふ母」59首の最後の作品。茂吉の工夫のあとが見えるものです。・・・ . . . 本文を読む

かがり火に浮かぶ人影あまたあり 山伏五人階をおり来る

2010年02月15日 | 岩田亨の短歌自註
2001年2月「NHK歌壇」佳作の作品です。旅行先での実景をもとにしました。選者:尾崎左永子。・・・ . . . 本文を読む

硝子戸のなかの世界の歌:尾崎左永子の短歌

2010年02月13日 | 私が選んだ近現代短歌の一首
「さるびあ街」のなかの代表歌の一つ。僕はこの一首にかなり衝撃を受けた覚えがあるのですが。 . . . 本文を読む

僕の日本語論:敬語の考察

2010年02月12日 | 国語教育の現場から
小学校高学年で生徒が戸惑う単元のひとつに敬語があります。「わからない」とどの生徒の顔にも書いてあります。ところが一部で敬語の分類を増やすという議論があります。これにどうも違和感を感じるのですが・・・。 . . . 本文を読む

佐藤佐太郎38歳:都市生活者の悲しみの歌

2010年02月11日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
疲れ切ると人間は茫然自失となることがあります。そんな時には歌など詠えないものですが、佐太郎にはそれを見事に詠ったものがあります。・・・ . . . 本文を読む

齊藤茂吉31歳:足乳根の母の歌

2010年02月10日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
齊藤茂吉の秀歌のなかで語り尽くされた感がある歌です。「赤光」のなかの代表歌と言っていいでしょう。・・・ . . . 本文を読む

梅雨の日のうちしめりたる生け垣に薔薇はいよいよ輝きを増す

2010年02月09日 | 岩田亨の短歌自註
2001年1月の「NHK歌壇」で佳作となった作品。僕は好んで「薔薇の歌」を詠みますが、これが初めて薔薇を詠んだ作品です。・・・ . . . 本文を読む