岩田亨の短歌工房 -短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎-

短歌、日本語、斎藤茂吉、佐藤佐太郎について考える

想定外ということ:浜岡原発・文学者の想像力と科学者の予想

2011年05月31日 | エッセイ
東日本大震災では「想定外」という言葉がさかんに言われた時期がありました。「津波の高さ」「原子力発電所の電源消失」「複数の震源域での地震の同時発生」「津波のメカニズム」などあげればきりがありません。しかし・・・ . . . 本文を読む

晩春の山焼きを詠う・佐藤佐太郎の短歌

2011年05月25日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
「山焼き」といえば早春の風物詩ですが、ここで紹介する作品は、「山焼き」のあとに咲く菜の花を詠み込んだ叙景歌です。・・・ . . . 本文を読む

石狩川河口の波を詠う・斎藤茂吉の短歌

2011年05月24日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
斎藤茂吉は1932年(昭和7年)北海道旅行のとき、石狩川を舟で下っています。そのときの作品。茂吉と川といえば最上川ですが、さて石狩川はどうでしょう。・・・ . . . 本文を読む

星座α・第3回定例歌会

2011年05月21日 | 「星座の会」「星座α」
「星座α」第3回定例歌会が鎌倉浄妙寺ガーデンテラス2階で行われました。僕は3人の選者団のひとりとして参加しました。・・・ . . . 本文を読む

短歌に於ける3・11以降

2011年05月17日 | 短歌史の考察
ちかごろあちらこちらで「3・11以降」という言葉を見聞きするようになりました。日本社会が一つの曲がり角にきていることは確かでしょうが、「短歌に於ける3・11以降」を考えてみました。・・・ . . . 本文を読む

藤の花にむらがる蜂の歌:佐藤佐太郎の短歌

2011年05月15日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
写実・写生短歌の真骨頂は、叙景歌にあります。その「叙景」にどう主観をまじえるか。斎藤茂吉もそのことに心配りをしていますが、その一つに五感を研ぎ澄ます方法があります。・・・ . . . 本文を読む

最北の浜に昆布を干す歌:斎藤茂吉の短歌

2011年05月14日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
稚内は日本最北の漁港です。斎藤茂吉の時代はサハリン(樺太)の南半分も日本領でしたが、やはり「内地」の最北の漁港だったと言っていいでしょう。・・・ . . . 本文を読む

放射能のなかに漂う歌:中城ふみ子の短歌

2011年05月13日 | 私が選んだ近現代短歌の一首
中城ふみ子。「乳房喪失」で知られていますが、次の様な作品を見つけました。 . . . 本文を読む

放射能とどう付き合うか

2011年05月12日 | エッセイ
チェルノブイリ原発事故から25年。福島第一原発の事故は現在進行形。大気圏中で核実験が行われていた時代の放射性物質は今でも日本の土壌に残っているいうことです。これらの事実から見えてくることは。・・・ . . . 本文を読む

歴史に「ロマン」はあるか:茂吉のふるさと「みちのく」の歴史

2011年05月10日 | 歴史論
よく聞く言葉ですが「歴史のロマン」と言われます。「歴史」というとある種のノスタルジーを感じるのでしょうが、なにかこう違和感を拭えないのです。それは・・・。 . . . 本文を読む

炎を詠う・佐藤佐太郎の短歌

2011年05月07日 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
佐藤佐太郎は第6歌集「地表」以降、意欲的に各地を旅し作歌の素材とします。ここで紹介するのは千葉の製鉄工場を見学した時の作です。・・・ . . . 本文を読む

肉親に対する情を詠う:斎藤茂吉の短歌

2011年05月06日 | 斎藤茂吉の短歌を読む
葬儀には親類縁者が集まります。葬儀でなくとも親兄弟の集まる場合には、その人の人生だけでなく、亡き人を含め親族のことを語りあう場合も多いようです。茂吉の場合も例外ではありませんでした。・・・ . . . 本文を読む