東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

『認知症の人とのコミュニケーション』

2018-01-25 04:06:46 | 福祉・医療
 報告が遅くなりましたが、1月11日(木)の午後、萩ヶ瀬会館で、西脇市認知症介護者の会の1月例会が行われました。
 1月例会は、『認知症の人とのコミュニケーション』と題して、医療法人寿栄会認知症サポートセンターの中西誠司さんの講演でした。中西さんは、西脇認知症介護者の会の奥会長と懇意にされており、毎年1月の例会には事例発表を含めて講演をしてくださっています。
 中西さんは、最初に「認知症の方が体験する生活上の困難さを理解するために」、ココいることがにわかるために必要なことは何であるかを考えてくださいと言われました。また、「認知症の人とのコミュニケーション」を取るようにするためには、自分ならどうしてもらいたいかと考えてみてくださいと話されました。相手の立場に立って考えることが、コミュニケーションの基本だということを再確認しました。
 コミュニケーションの要素には、言語、準言語、非言語の3つがあります。この3つの要素をうまく活用することで、相手に伝えることがよりできるようになります。講演の途中で、2人1組になって、実践的な練習をしました。「今日はいい天気ですね」ということを、楽しい、悲しい、幸せ、腹立たしい等の感情を込めて表現しました。
 一般高齢者とのコミュニケーションの基本として、①人生の先輩としての配慮(文化)、②高齢者の新進の特徴を踏まえる、③相手のペースを尊重するの3つを挙げられました。
 また、認知症の方とのコミュニケーションの基本として、①信頼関係を築く、②潜在的なニーズを探る、③相手のありのままを受け止めるの3つを挙げられました。
 中西さんの話は多岐にわたり、実践に基づくものであるため、大変聞きやすく説得力がありました。ただ、講演時間が少なく、十分に内容を深められなかったように思いました。
 講演後、13名の出席者の自己紹介と近況報告がされました。2月例会は、近況報告が中心の内容です。介護者の方々の悩みが、率直に出し合えればと思っています。
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