快気分析

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仕組みとアプローチ -  ウィルス感染防止策としての「ソーシャルディスタンス」が必ずしも十分ではないと思う理由

2020-04-05 09:47:14 | 新型コロナウィルスやパンデミック
 新型コロナウィルス感染防止の一手段として、人との距離を一定以上確保する「ソーシャルディスタンス」の考え方を導入しているケースが有り、その距離は大体、1m、1.8m、2m、3mなどにしている国が多いようです。
 しかしこれもあまり信頼し過ぎるとまた感染リスクが存在します。
 それは「ソーシャルディスタンスは無風状態を前提にしているだけ」で「気流や風が有れば風下の方により遠くまで飛沫やエアロゾル、浮遊粉塵などが飛んでいく」からです。
 例えばソーシャルディスタンスを仮に2m確保したとしても、風が3m/s吹いているだけで、1秒間浮遊する飛沫などは風下へは2mと3m合わせて1秒間に5m飛ぶ事になります。
 細かい粒子などで2秒間浮遊するなら2mに6mを加算して8m飛ぶことになります。
 風が6m/sなら2秒間浮遊する飛沫は2mに12mを加算して14m届く事になります。
 なのでこうした風や気流が発生し得る場所、特に屋外や出入り口、換気の窓の近くなどでは「無風状態を前提にしたソーシャルディスタンス」で一定にしたままでは感染防止に対応出来ない事も有るはずだと考えています。
 風が有る日に歩いていて目にゴミが入った事が誰にでも有るでしょう。
 そのゴミや浮遊粉塵に新型コロナウィルスの飛沫が(程度にもよりますが)付着していれば、目から感染するリスクは当然有る程度の確率で発生する事になるはずです。
 また簡易マスクと肌の隙間から吸い込んでも同様に喉などから感染する可能性はゼロではないはずです。


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