快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  夏~初秋にカラスが異様に鳴く事が有るもう一つの理由

2020-07-26 13:31:26 | 地震 津波
 カラスが異様に鳴く理由については多々有り、その一つが地震の前兆となるかどうかは別として、大気に伝わる微振動と考えています。
 ですが夏季に於いては更に他の要因も有るようです。
 それは「カラスのヒナの巣立ち」。
 夏に巣立ちしたばかりの若いカラスはまだ世間知らずなので外的に襲われるリスクも高いはずです。
 なので親カラスは心配でならずに幼カラスの近くで見張っていて、やや危険と判断される状況になると幼カラスに鳴き声で知らせているはずなのです。
 これが異様な鳴き声に聞こえる事も有るのではないでしょうか。
 子カラスが巣立ちしてから間もないのは(個体差が大きいのですが)夏から初秋でこの時期には人間も知らずに近くを通りかかると親カラスの襲撃に遭うケースも有るようです。
 ただ幼カラスが成長し、「親カラスをうっとうしい」と思う時期、人間で言えば「反抗期」に該当するものが果たしてカラスの世界に存在するのでしょうか。それはわかりません。
 仮に晩秋から冬には日中の親カラスの異様な鳴き声があまり聞かれなくなるのだとすれば、それは子カラスの反抗期で親カラスも黙りつつあるが理由なのかどうか、と言うのも今の所わかっていません。
 少なくとも言えるのは「夜間に於けるカラスの異様な鳴き声は空気の微振動によるものである事が少なくない」と考えています。

仕組みとアプローチ -  建築物環境衛生管理基準における浮遊粉じんの量 そして新型コロナウィルス感染媒体

2020-07-26 00:26:49 | 新型コロナウィルスやパンデミック
 ビルなどの建築物についての空気環境基準と言うのは、建築物衛生法に規定される「建築物環境衛生管理基準」によるものです。
 この内、新型コロナウィルス感染と関連が有りそうなのは、「二酸化炭素濃度(建築物環境衛生管理基準では1000ppm以下)」、と「浮遊粉塵の量(建築物環境衛生管理基準では0.15 mg/m3以下)」です。
 このうち二酸化炭素濃度については新型コロナウィルス感染拡大を前提にしていなかった頃に決められたものなので、この値で果たして感染拡大防止できるのか?と言うのは今後再検討が必要なのかどうか、と言う所です。
 そしてもう一つは「浮遊粉塵の量(建築物環境衛生管理基準では0.15 mg/m3以下)」。
 この「浮遊粉じん」ですが、空気環境測定についてこうなっています。
 「グラスフアイバーろ紙(0.3マイクロメートルのステアリン酸粒子を99.9パーセント以上捕集する性能を有するものに限る。)を装着して相対沈降径がおおむね10マイクロメートル以下の浮遊粉じんを重量法により測定する機器又は厚生労働大臣の登録を受けた者※2により当該機器を標準として較正された機器」。
 ここで見落としてはならないのは「相対沈降径がおおむね10マイクロメートル以下の浮遊粉じんを重量法により測定する機器」と言う所です。
 「おおむね10マイクロメートル以下」と言う事は「おおむね10マイクロメートル以上」の浮遊粉塵については測定せずにフィルターで除外されているのです。
 それでこの事が何を意味するのか?と言うと、それは「例えば01mm前後、つまり100マイクロメートル前後の浮遊粉塵である繊維くずなどに新型コロナウィルスが多量に付着していた場合には、仮にこれが鼻や気道などに取り込まれた場合に新型コロナウィルスのバズーカ砲となってかなり感染リスクが高くなる」と言う事なのではないでしょうか。
 では0.1mm前後の繊維屑などが果たしてそんなに浮遊しているのかどうか?ですが、これは気流にもよりますが結構浮遊している事も有ると思われます。
 つまり「法的基準で対象にしている浮遊粉じんは新型コロナウィルス感染拡大を前提としていない」わけで、これこそ今後検討が必要となって来るのかも知れません。
 結論から言うと、「数ミリ程度までの浮遊粉塵でも、空気環境測定の対象にすべき。そうしないと新型コロナウィルスがビッシリこびり付いているかもしれない繊維屑などを吸い込む危険がゼロではない」となります。