快気分析

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自然災害 仕組みとアプローチ -  災害時の車中泊に伴うエコノミークラス症候群にどう対応するか

2016-11-01 20:51:58 | 地震 津波
 災害、特に大地震の時に、家の中では危険や不安、避難所では眠れない、と言う事で車中泊をするケースが多く、これに伴うエコノミークラス症候群が問題になっているようです。

引用開始(一部抜粋)

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJB74G4DJB7UTIL01X.html
災害時の車中泊、対策へ動く自治体 熊本地震では死者も
05:06朝日新聞
 災害時に車の中で寝泊まりする避難者の対応策を、防災計画に明記する自治体が増えている。朝日新聞が46道府県庁の所在市と政令指定市、東京23区の計74市区に書面で尋ねたところ、13市区が盛り込んでいた。半年前の熊本地震でも、車中泊に伴うエコノミークラス症候群による死亡事例があり、その後に対策を追加した自治体もある。全体の中ではまだ少数だが、検討中という市区もあり、徐々に広がりつつある。

引用終了

 基本的に、居場所はテントにする、或いは車中泊と隣接するテントでリラックスして寝返りも十分にとれるよう、十分なプライバシーの有る状態にできるよう、それに適した、例えばキャンプ場に近いような場所の事前の確保が最も近道かと思われます。
 外国で大災害があった時の映像を見ればわかりますが、かなり十分なスペースのテントに家族や個人で寝泊りできる状態に見えるものが多く有るようです。
 では昔の日本で大地震の時にはどうしていたのでしょうか。

引用開始(一部抜粋)

http://www.nagai-bunko.com/shuushien/tenpen/ihen01.htm
 938(天慶 1)年
  4月15日 亥刻に大地震。東西の京舎屋、諸寺諸山の堂舎仏像多く倒壊。死者4人。洪水あり。余震やまず。
        (日本紀略後 2)(康富記12)(和漢合運 4)
  4月15日 大地震。天皇は底上に幄舎を建てて御座を遷す。鴨川洪水。(改元勘文部類)

(中略)

 939(天慶 2)年
  4月 2日 大地震。主上、庭に幄舎を建てて避難。5日にも地震。(本朝世紀 3)(和漢合符)

引用終了

 昔の人も考える事は同じだったようです。