巨大地震や大津波 － 水害

　今回の鬼怒川決壊等に伴う水害は甚大なものになりました。
　犠牲になられた方々にはお悔やみ申し上げます。
　これで命が助かるという事とは直結するというわけではありませんが、以前の当ブログ記事で、耐震対策の為の２階軽量化の一手段として、「なるべく２階には軽いもの、つまり衣類や布団を置く事」を書きました。
　水害の場合もこうしていれば２階だけでも助かった住宅はおそらく布団は泥水から逃れられたと思われます。
　津波の場合も同様ですから、耐震と水害対策、津波対策、更には湿気によるカビやダニや虫防止の意味でも、衣類と布団は２階になるべく置いた方が良いでしょう。
　「就寝が１階の場合、いちいち重たい布団を２階から１階に運ぶのは大変」と言う疑問もあるでしょうが、別に布団などは軽い薄めのものを、寒さに応じて枚数で調整して掛けて寝る事はできますから、個人の感覚にもよりますが大方問題有りません。
　また日なたで布団干し、或いは布団乾燥機で乾燥させる場合も、薄いものの方が速く十分乾燥でき、ダニ駆除もしやすいです。
　以上、何だか生活感漂う記事でしたが、冬の津波の場合は布団が濡れているかいないかによって災害直後の生活、場合によっては生死に至るかどうか、がまるで違って来るわけです。