U-900 2008年 ドイツ作品
監督 スヴェン・ウンター・ヴァルト・Jr
出演 アツェ・シュローダー イボンヌ・カッターフェルト オリヴァー・ヴヌク マキシム・メーメット ゲッツ・オットー スベン・ヴァルサー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1944年、4月28日。フランス、トゥーロン港。
碇泊している潜水艦U-900にあの聖杯が積み込まれた。
翌日の4月29日。ドイツ、エッセン・クライ。
配達人のアツェは、発明好きのユダヤ人で友人のサミュエルに電気式フライドポテト製造器を作らせていた。
いつも通り軍のお偉いさんの屋敷へ配達に行った時、お屋敷の夫人といつも通りの情事を楽しんでいたアツェだったが、夫人の夫に発見され殺されそうになってしまう。
そして、屋敷中を逃げ回る途中でU-900の存在を知った彼はその潜水艦でアメリカへ逃げようと考え、ユダヤ狩りだとサミュエルを騙し発明品を持って一緒にU-900を目差す。
そして、新艦長だと嘘をつき乗艦に成功するのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
むっちゃ強力なドイツコメディ。
殆ど、「U-ボート」のパロディな感じだった。
潜水艦に乗り込む前に、フランスの路上で、マリアと出会い、彼女もなんだかんだとこのアツェに巻き込まれ乗り込んでしまうのだ。
え?女が乗ってもいいの?
と思ったが、そこはそれ、なんでもあり(?)のコメディ。
ちゃんと男装をして乗り込みまいたとさ。
さて、こういう詐欺まがいの事をしていると、中の一人ぐらいは気がつく訳で・・・。ということで、話の展開は分かりやすかった。
出演者も主人公を演じる方以外は見知っている俳優さんばかりでうれしくもなったのだった。
主人公アツェを演じたアツェ・シュローダーは、本業がコメディアンのようだ。
だからきっと彼の事を知っていればもっと楽しめたのかな?とは思ったけども。
(知りようがないと思うけども)
主人公以外の見知った出演者はと言いますと。
まずは、
ユダヤ人の友人サミュエル。
「ハッピーを探して」のオリヴァー・ヴヌクだった。
あの時と同じにやさしい感じだった彼。
コブラ11第8シリーズの時は珍しく悪役を演じたのだとこれを見て思ったのだった。
巻き込まれてしまったマリアは、「ヴォルケーノ」で火山を研究している学生役をしたイボンヌ・カッターフェルト。
男装は可愛かったよ。
機関士役(名前を忘れちゃった)は、Sven Walser (スベン・ヴァルサー)。
コブラ11の第2シリーズと第13シリーズにゲスト出演している俳優さん。
ちょっとクセがある役が多いみたい。
そして、
唯一、彼が偽物じゃないか?と見抜く乗組員(軍人さん)は、ゲッツ・オットー。
「ザ・クラウン 炎のリベンジャー」でクラウンの敵だった俳優さん。
これだけを見るより、やはり、「U-ボート」を見てから見る事をお薦めする。
少なくとも、
潜水艦の映画を1本見ておいた方が面白さは増すんじゃないかな?σ(^◇^;)