Die Luftbrücke - Nur der Himmel war frei 2005年 ドイツTVスペシャル
監督 ドロール・ザハヴェ
出演 ハイノ・フェルヒ ペティーナ・ツィママン ウルリッチ・ノエテン ハニング・バーム カタリーナ・ヴァッカーナーゲル
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
前編 ベルリン封鎖
1944年、ルイ-ゼは、夫を戦地へ送り出した。
そして、4年の月日が流れた。
一人息子のミヒャと二人きりの生活をしているルイ-ゼは、職に就こうとアメリカ軍基地へ面接を受けに行った。しかし、時間は過ぎてしまっていた。それでもと、必死に面接を願い入れ英語力認められ採用されるのだった。
まもなくして、ソ連は突如ベルリンを封鎖してしまう。ベルリン市民を救うべく連合軍が考えた作戦は空輸での物資運び。それを実行させるため、司令官のクレイは、副司令官ターナーをドイツへ呼び寄せる。基地へ来たターナーは一目でルイ-ゼを気に入り、自分の秘書として手伝わせるのだった。
後編 スターリンの決断
1948年7月。突然ベルリンの街を東西にわかれさせられたまま、物資の空輸は続いていた。だが、パイロットの疲労と悪天候などから事故が相次いでもいた。ターナーは、もっと安全な空輸方法をと考え始める。
一方、夫が無事帰って来たルイ-ゼは、複雑な気持ちでいっぱいだった。以前と変わってしまった夫への戸惑いと寂しさ。そんな想いから、ルイ-ゼは再びターナーへの恋を燃え上がらせてしまう。
そして、ターナーの子を宿してしまった。彼女は、赤ん坊を諦めようとするのだが・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
これは実際のお話。
1948年の6月にソ連が西側地区(米英連合国)の通貨改革でドイツ・マルクを導入したのに対抗して、別の通貨マルクを導入し、西ベルリンを実力で封鎖してしまった事により、西ベルリンの市民を救おうと米英連合国が起した作戦。翌年の5月まで続き、東西分裂のきっかけになった。のべ27万回空輸。
(参考:図説ドイツの歴史 ふくろうの本 河出書房新社)
との事。
Sat.1というTV局のスペシャルドラマだから、恋物語は着色されているのだと思われる。
だから、本当はアメリカ人を演じているハイノさんだけど、言語はドイツ語なので、個人的には頭の中でプチ混乱していたのだった。(爆)
それでは、本来の目的のハイノさんはと言いますと。アメリカ人の副司令官ターナーが彼だった。
いや~かっこいい登場シーン。
こうなんとも言えず、
頼れる男って感じがむっちゃ似合っていたぜ。(^_^)V
ルイ-ゼが惚れるのも分かる。
それに、すっごくやさしくて紳士的だった。寂しげな彼女を見つめる目線がにくいよねえ。
一時は諦めて~っていうのがなおさら大人の男って感じでかっこよかったよ。
そして、今週の主役、ツイママンはそのルイ-ゼだった。
芯の強い女性を好演。
だけど、女性ぽさや、はかなさもあって可愛らしかった。
ターナーが支えたくなるものわかるよ。
意外と子持ちの役もすんなり演じてたなあ。
で、その子供。
そりゃ~ママが取られちゃう気持ちは分かるけど、その歳から酒はよくないよ。( ̄。 ̄;)
戦争ものの恋愛模様は、絶対のパターンがあるが、まさしくそうだった。
だけど、
ルイ-ゼの親友の話は悲しかったなあ。
見知っている俳優さんだったからだけど。
でもまあ、彼女の立ち直りもねえ。(^^ゞ
さあ、あらすじだけだと先が読めるがこれはドイツ作品、アメリカだったらこのままハッピーエンドだろうけどね。
(意味深・・・)