村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

祭り餅を搗く

2022年10月21日 | Weblog
明日は地区の天満宮の例大祭である・・・
天満宮と言えば・10月25日がお祭りの日と決まっていたが・・
近頃は10月の第4土曜日の休日となり,
しかも・・昔は2日祭りだったのに、1日祭りとなった・・・

天満宮の祭りは、祭神の菅原道真公の命日に因んで25日と決まっていた・・
誕生日が25日の私は、学問の神様、菅公と縁があるようで自慢していたが・・

毎年お祭り日が、変わるようになってから自慢も出来なくなった・・・

祭り前日の今日は、祭り餅を搗く・・・
ヨモギは、春の内に新芽を摘んで置いた・・餅米はJAからの新米である・・

老夫婦二人の共同作業で搗く祭り餅は・・・
菅公もお喜びだろう・・・







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猪に勝つ !

2022年10月20日 | Weblog
猪が掘り返してしまった蕗を植えた休耕田を、もう一度掘り起こして・・・
今日は、新たに蕗の苗を植えた・・・

最初の時は、蕗の苗を植えたら、根っこを伸ばして畑の全面が、一年で蕗で覆われる様になるかと思って、苗と苗の間隔を狭くしていたが・・・
 
結果・・除草に手間取っている間に、ほとんどイノシシに堀り起こされてしまった・・・

今度は、苗を植える間隔は・・間を広く取って・・・耕耘機で除草が出来るように植えた・・・

ミョウガも同じような仕様である・・

来年こそは・・・イノシシの行動力に打ち勝って、早く蕗の葉が田面を覆い尽くすような光景が見たい・・・

猪は、しそ科の匂いが嫌いなようである・・・
蕗の脇には、薄荷と赤紫蘇を3メートル幅で2本の植床を作って植える予定である・・

赤紫蘇は、紫蘇ジュースや赤漬けに・・薄荷はハーブティー・・
乾燥させて入浴剤かトイレの芳香剤などに利用できそうだ・・・





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田舎の味

2022年10月19日 | Weblog
お祭りにおよばれしての昼食会は・・楽しかった・・
ご馳走も美味しかった・・

帰宅してからの夕食は・・・
「簡単なものでいいよ・・・茶漬けがいい」と妻に伝えて置く・・・

この頃、間引き大根の朝漬けが美味い・・・
辛味の有るシャキシャキした大根と菜っ葉の朝漬けはたまらない・・・

若い頃には、間引き大根の朝漬けを食べ過ぎて・・大根の辛みから胃が痛くなるぐらいに食べていた・・・

炊きたての新米のごはんによく合う・・・
塩と辛味だけの、素朴で単純な味は、どんな豪華な料理でも及ばない世界の味である・・・

田舎の味だ・・・







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里芋の皮むき

2022年10月18日 | Weblog
近頃、里芋の皮むきは私の仕事である・・・
妻は、里芋の皮をむくときには、手袋などが必要だが・・・
私は里芋いだろうが、こんにゃくだろうが・・あまりかゆくなることも無い・・

むかしからの百姓の手は・・野生動物の様に固くなっている・・
手の皮だけではない・・・身体全体が野生化している・・

スズメバチに刺されたときなど・・一刻は腫れてもそのうち自然と治癒している・・・

マムシに噛まれた時は・・さすがに診療所で血清を打ってもらった・・
子供の頃は、茅の葉で良く指を切ったり、木の枝で頭を打って出血したりしても・・家に帰れば「赤チン」を塗っただけで、治療は終わりだった・・

里芋の皮むきなど・・・素手でも容易い御用である・・・


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山村の秋は早い

2022年10月17日 | Weblog
満天星ツツヂが色づきだした・・・
夜は、毛布なしでは寝付けない・・・

たったこの間まで、昼間は半袖で過ごせたのに・・・
もう、朝夕は長袖シャツにジャンパーが必要である・・・

山村の秋は、早い・・・

今週はなんとなく忙しい週である・・・
コロナ禍の中でのお祭りでは、祭り客もあまり無いが・・それでも祭り前には家の周囲の掃除から、祭りの餅搗き、ゴボウや里芋などの野菜を掘って・・・お煮しめの準備が待っている・・・・

明日は、来月予定の白内障手術の事前説明と・・・虫歯の治療で歯医者の予約診療・・週中には短歌会と・・親戚のお祭りで昼食会・・・・

11月10日の白内障手術の後は当分、野良仕事などは衛生上の理由で、
白内障手術の先輩の妻から止められている・・・
手術前に、いろいろと済ませて置きたい耕耘機作業などは片付けたい・・・

それにしても・・・目の中にはゴミが入っても痛いのに・・・
白内障の手術は本当に痛くないのだろうか・・・?









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お祭りの幟起こし

2022年10月16日 | Weblog
今日は朝一でお宮の幟起こしだ・・・
10月の第4土曜日が地区の天満宮の例大祭である・・・

今までは、お祭りの前の日に幟を起こしていたが・・・
お祭りの前の日が金曜日なので勤める人の都合が悪い・・と言うことになり・・
今年からお祭り前の日曜日に幟を起こすことになった・・・

私達の集落だけかと思ったら・・・
出掛けて見ると・・地区の各集落のほとんどが今日の幟起こしに成ったようである・・・

土曜日の例大祭当日まで4日間・・各集落の幟が一斉に立ち並ぶこととなった・・
お祭り前の・・・一週間・・・神社の境内に幟が立ち並ぶ風景は壮観である・・・

著しい人口減少の結果、一週間前の幟起こしになったが・・・
結果オーライで・・今までよりお祭りらしくなった・・・

禍を転じて福となす・・・ピンチがチャンス・・・・

なかなか収まらないコロナ禍も・・こうありたい・・・




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刈り草を焼く

2022年10月15日 | Weblog
前の河原に繋がる田んぼの法面の刈草を・・今までは運び上げて積み肥にしていたが・・・
これからは、年3度は刈る法面の刈草も、1度くらいは運んでもあとは焼くことにした・・・
法面の刈り草を焼却してしまうのは・・せっかくの堆肥の材料が勿体ないと思っていたが・・・稲作を止めることと高齢化したこともあり・・堆肥もあまり多くは要らなくなって来たからである・・・

刈り草を焼くにも百姓の知恵がある・・・
昔は山田のほとりの雑木を数年に一回は刈り倒して山焼きをしていたが・・・
当時の古老の教えは・・・
山焼きをするときは火道を、風下側は風上側より広く取り、火を入れるのは風下側から・・山の斜面では上部から・・・と言うのが鉄則だった・・・

法面の刈草を焼くと聞いて、今まで刈草焼などしたことの無い妻が心配するので・・昔の古老の教えを妻に教える・・

たかが刈草焼だが、昔から、
まだ焼き畑が主流の大昔から・・山村の百姓は火を扱う方を伝えていた・・・


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老農夫の心配

2022年10月14日 | Weblog
農業機械大展示会の案内状が来た・・・
今年限りで稲作も止めることにして、水田用の農業機械は全て処分した今・・
もう、農業機械に用は無いが・・・

案内状に同封されているカタログにはまだ興味が湧く・・・
昨日、眼科の待合室で同席した老夫婦も、私と同じように昨年から稲作を止められたそうだが・・
奥さんの話では・・旦那さんの未練が抜けきらないので農業機械はそのまま残してあるそうだ・・・
わかる・・わかる・・・と私は心の中で頷いていた・・・

それにしても・・・カタログを見ると最近の農業機械は進化して、大型化している上に・・・
値段も・・・・一桁違うかと思うほど高価である・・・
これから・・・耕地の狭い中山間地域での稲作が果たして持ちこたえられるかと心配になる・・・

脱落した老農夫の心配することでも無いだろうが・・・・?

北朝鮮は経済的に破綻寸前だと聞いていたが・・
一発数十億円~数百億円のミサイルをこうも連続して打ち上げられるのは・・・
不思議である・・結構資金も工業力もあるのだろうか・・?





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白菜が危うい

2022年10月13日 | Weblog

高齢者夫婦は、眼科などには、揃って出掛けることが多い・・・
今日は妻と一緒に眼科医院に行く・・・

予てから、私は、白内障の手術をお願いしていたが・・・
今日は、先生から許可が出た・・・

白内障の手術を勧められても抵抗していた妻は、2カ月前にもう限界です、と言われて手術を済ませている・・・

60代で白内障手術を済ませた友人から・・・
やるなら早い方がいい・・と聞いてから早期の手術をお願いしていた私を差し置いて・・手術に抵抗していた妻が先に手術をしてもらうとは・・・
皮肉なものだが・・・妻の手術に付き添って見ていた白内障手術は・・・
意外と痛さも無く簡単に思えた・・手術に対する恐怖心は無い・・・

11月10日の手術日が楽しみなぐらいである・・・

手術までに、イノシシの荒らした休耕田に蕗、茗荷の植え直しと・・
こごみの苗を新たに植えて置こうと・・・

帰宅後は大急ぎの畑作業だ・・・

猪の子か、狸かアナグマかはわからないが・・
白菜を植えた畑のつい辺まで掘り返した跡がある・・・

ようやく、巻き始めた白菜が危うい・・・
トタン壁と電牧の守備軍を祈るばかりである・・・


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山間地の農家は大変である

2022年10月12日 | Weblog
前田の片隅に、農機具墓場の様に積んで置いた、来年から使わないことになった、稲作関係の農業機械や農具類を・・今日はすべてが片付いた・・・

希望者の無かった籾摺り機や田植え機、竪型乾燥機などは、甥の世話で金物屋さんに引き取ってもらい・・後は欲しい人に取りに来てもらった・・・

もう・・・稲作には戻れない・・・
来年から、畑作に替える処へは・・
月末に、注文していた玉ねぎ苗が配達されるので・・植床を準備した・・
並びには、ほうれん草、小松菜を播いた・・・

蕗と茗荷を植えた畑にはイノシシが侵入してほとんど掘り起こしてしまったが・・電牧を張って何とか侵入を防ぐことが出来たと・・安心していたが・・・
今朝、大根、蕪、白菜を植えた畑を見ると、イノシシと違う足跡が付いている・・
穴熊か狸のようである・・・イノシシと違って小さいので、電牧の下をかいくぐって侵入したらしい・・・

むかしの農村では、鶏をどこの農家でも見ることが出来た・・
庭先を歩く鶏の姿は牧歌的な農村の定番の風景だったが・・

何時の頃からか、キツネやイタチなどが鶏を襲うようになり・・
今ではほとんど鶏を見かけなくなった・・・

飼うにしても・・イタチ、キツネは地面を掘ってでも襲うので・・
鶏を飼うには、重装備の要塞のような鳥小屋にしなければならない・・・

野生動物との共生が必須の山間地の農家は、楽は出来ない・・・・







 
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