外出先から帰宅して見ると・・・・
隣家の田植えが終わっていた・・・
わが家は数年前に稲作を止めたが、隣家の田植えでも無事に終わるとホッとする、
山村の百姓には「結い」の時代の感覚が身体の芯にまで残っているようだ・・・
昔なら、田植えと言うと女の出番だったが、今頃は田植えで女性の姿を見ることはない・・・
今日も隣家はお手伝いの男性と二人だけの田植えだった・・・
田舎から女性の姿が消えたと言われて久しいが稲作農家の田んぼからもいち早く女性が見られなくなっている・・・
山村の稲作は完全に男だけの職場になっている・・・
男と女の居る空間では、華やかな嬌声なども挙がるが・・・
男ばかりでは静かなものだ・・・
いつ始まっていつ終わったかもわからない・・・
こんなところにも・・田舎の衰退の原因があるのではないだろうか・・・
女性の居ない世界は・・・なんとなく暗い・・・
「青鞜」に教えられるまでも無い・・
やはり・・元始・女性は太陽であった! !